One Bangkok/タイ・バンコクに総床面積16万m2の複合商業施設
2024年10月29日 15:00 / 海外
One Bangkokは10月25日、タイ・バンコクのシーロムとサトーン地区の間に複合施設「One Bangkok」をオープンした。
プレミアムなオフィスタワー、ラグジュアリーホテル、ラグジュアリーレジデンシャルタワー、さまざまなリテール体験に加え、年間を通じて楽しめるアート&カルチャーイベントを展開し、充実したライフスタイルを提供する。
商業施設のワン・バンコク・リテールは、3つの美しくデザインされたエリアが互いに連携する。
総床面積16万m2の「リテール・ループ」に、900を超える店舗が出店する。
10月25日に「ザ・パレード」と「ザ・ストーリーズ」をオープンし、その後「ポスト1928」が加わることで、バンコクの中心にあるこの複合商業施設が完成する。
<One Bangkok Tower 4, Tower 3, Parade>
3つのエリアの中で最大の「ザ・パレード」は、コミュニティを重視した商業施設で、幅広い世代に向けたファッション、グルメ、エンターテインメントを提供。総面積8万5000m2に、人気ブランドや新進気鋭のファッションブランド、ホームグッズ、ライフスタイルブランドに加え、日本の象徴的なスーパー&フードホール「三越のデパ地下」も展開する。
「キングタワー・シティ・ブティック」は、ヘイオンスタジオによる芸術的な内装が特徴で、都市型ショッピングの新たな体験が楽しめる。家族連れは、プレイグラウンドとウォーターパークを備えた「ハーバーランド」で1日中楽しめ、映画ファンには、会員限定の映画クラブ「ワン・ウルトラスクリーン」で特別な鑑賞体験ができる。
総面積3万5000m2の「ザ・ストーリーズ」は、現代のバンコクにおけるリテール概念を刷新し、タイのコンテンポラリーデザインから国際的なファッションブランドまで、多彩なコンセプトストアを展開する。都会的なストリートファッション、こだわりのビューティゾーン、地元の食文化を楽しめる充実したエリアとなる。
主要テナントには、ファッション愛好家の新たな拠点となる「Club 21 at One Bangkok Multi-Label Store」のほか、「Jim Thompson」や「Swatch」などの人気ブランドをそろえた。さらに、「WOLFGANG’S STEAKHOUSE」と「COVA」が満を持してタイ初上陸を果たす。
ラグジュアリーなライフスタイルを求める人には、総面積4万m2の「ポスト1928」で厳選された高級店や上質なレストランが対応する。高級ファッションブランド、オーダーメイドサービス、ホリスティックウェルネスオプション、ミシュランの星付きレストラン、そして体験型アートスペースを展開する。
ワン・バンコク・リテールの最高責任者(CRO)であるPalinee Kongchansiri氏は「ワン・バンコク・リテールのビジョンは、誰もが共感できる場所を作り、観光客や地元の人々にとってバンコクで必ず訪れたいスポットになることだ。利便性、エンターテインメント、そしてコミュニティの一体感を取り入れた多彩な空間を設計し、従来のリテールを超える新しい体験を提供する」とコメントしている。
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