コメ兵/オンラインオークションに自動翻訳導入、海外からも入札可能に
2023年02月07日 17:50 / IT・システム
コメ兵ホールディングスは2月7日、グループ会社でBtoBの中古品ブランドオークション事業を手掛けるKOMEHYOオークションの入札サイトとコーポレートサイトに、Wovn Technologiesが提供するWebサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を導入すると発表した。
<KOMEHYOオークションが自動翻訳導入>
KOMEHYOオークションは、国内最大規模の事業者間ブランドリユースオークション「KOMEHYO AUCTION」を運営。同オークションでは、ブランドジュエリー、ファインジュエリー、ダイヤルース、時計、ブランドバッグ、アパレルなどラグジュアリーに関わるジャンルを総合的に取扱い、2020年より、会場集客型のオークションからオンラインオークションへと切り替え運営している。
「WOVN.io」導入の背景として、まず国内リユース市場は、2025年には3.5兆円を超える規模に成長すると推測されており、コロナ禍以降、新たにオークションをスタートする企業も増え、警察庁への古物競り斡旋業者の届出も増加している。
新規参入が増え、競争が激しくなる一方、海外からの入札に対応している企業は少なく、KOMEHYOオークションでは以前より海外の企業から「入札に参加したい」という要望を多数受けていた。その要望に応えるため、「WOVN.io」による自動翻訳を導入し、海外からの入札を開始。これにより、参加者増加や入札の活性化による流通拡大を目指す。
<KOMEHYOオークションに出品されるブランド品イメージ>
北米でもリユース市場が拡大しており、2025年には2021年の2.3倍に成長が予想される。日本のリユース品のニーズの高まりの1つに海外のヴィンテージ人気があり、有名人がヴィンテージのバッグを愛用するなど、1980~1990年代のシャネルのバックを中心に人気が高まっている。その年代のブランド品の消費の中心はブランドブームの日本で、ヴィンテージ品が多く眠っていると言われており、昨今の物価高の影響や相場高騰を聞きつけて、ヴィンテージ品の買取が増加している。
海外の入札を開始することで、日本のリユース市場に集まった人気のヴィンテージ品が、北米を中心としたさらにモノの価値が高まる地域へ届けられるようになるという。
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