アマゾン/模倣品対策の最新リポートを公開
2023年04月04日 13:40 / 経営
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アマゾンは4月4日、最新のブランドプロテクションリポートを公開した。
今回のリポートでは、顧客、ブランドオーナー、販売事業者を模倣品から保護する取り組みが、これまで以上に多くの悪質業者の法的責任を追及し、業界連携の強化につながったかを紹介。業界屈指のテクノロジーと、専門家の知識と経験を戦略的に組み合わせることで、悪質業者を効果的に排除し、そして昨年600万点以上の模倣品を突き止め、差し押さえ、適切に処理したことについてまとめている。
具体的には、新規の販売事業者の審査でビデオチャットによる身元確認を行うなど、販売事業者を精査するための強固な体制を構築している。また、機械学習をベースにした検知システムの強化を継続的に図り、悪質業者による新規出品アカウントの開設を阻止した。2022年に、悪質業者による新規出品アカウントの開設を事前に阻止した件数は80万以上だという。
悪質業者による新規出品アカウントの開設を事前に阻止した件数は、2020年の600万、2021年の250万から減少している。
さらに、Amazon Brand Registry(アマゾン・ブランド・レジストリー)に登録されているブランドオーナーとの連携を強化。ブランドオーナーから提供されるデータを活用し、自動化されたブランド保護のテクノロジーを継続的に改善している。これにより、ブランドオーナーが発見し、アマゾンに申告する違反報告件数は減少しているとしている。
2022年も、ブランド保護プログラムを導入するブランド数は増加を続け、Brand Registryに登録されているブランドオーナーからの権利侵害の報告件数の絶対数は、前年から35%減少している。
また、2022年、アマゾンの模倣品犯罪対策チーム(Counterfeit Crimes Unit)が米国、英国、EU、中国で提訴、告発した犯罪件数は1300件を超えた。
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