ニトリ/カスハラ対応方針を策定、警察・弁護士に相談し対処
2024年10月01日 10:10 / 経営
ニトリホールディングスは9月30日、「カスタマーハラスメント対応方針」を発表した。
カスハラの定義について「お客様からのクレーム・言動のうち、要求内容の妥当性が認められないもの、又はその妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、当社グループで働く全ての従業員の就業環境が害される恐れがあるもの」としている。
カスハラに対し、不当・悪質な行為と判断した場合は、毅然とした対応を行うとともに、関係各部署が連携し、警察・弁護士等へ対応を相談の上、厳正に対処するという。
■該当する行為例
・身体的な攻撃(暴行、傷害)
・精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉棄損、侮辱、暴言)
・威圧的な言動
・土下座の要求
・継続的かつ執拗な言動
・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
・差別的な言動(人種・国籍・性別等を理由とする差別的言動、人権侵害的な言動)
・性的な言動
・グループ従業員個人への攻撃や要求
・グループ従業員の個人情報をSNSやインターネット上に投稿する行為(文書・画像・音声・動画等の公開)
・過剰なサービスの要求
・不当・悪質な商品交換、金銭、謝罪等の要求
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