サミット/「BtoBプラットフォーム 請求書」導入で請求書をデジタル化
2024年10月03日 10:19 / IT・システム
インフォマートは10月2日、サミットが同社の「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入したと発表した。
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、「発行する請求書」だけでなく「受け取る請求書」「支払金額の通知」など、多様な請求業務のデジタル化に対応可能な請求書クラウドサービス。請求書のやり取りにおいて、PDFへ変換することなく、デジタルデータのままやり取りできる「データtoデータ方式」を採用しており、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応している。2024年10月現在で105万社以上が利用している。
サミットでは以前、取引先の約550社に対して毎月およそ1500通の請求書を発行しており、インボイス制度の開始後に、請求書の発行作業における業務負荷の増加に対応できないことが予想されていた。
そのため、業務負荷が大きかった「メーカーや卸売事業者といった取引先に対して毎月発生する販売報奨金の請求」と「スーパー内に入居する100円ショップやクリーニング店などのテナントに対する賃料や電気代、ビルマネジメントに関する請求」について請求書のデジタル化の検討を開始した。
そこで、「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入。取引先も利用できる請求書発行用のエクセルフォーマットを作成し、それに請求書情報を打ち込んでCSVデータで出力、「BtoBプラットフォーム 請求書」に取り込む形で運用している。手書きの請求書がなくなったことで、毎月発行していた1000通分のペーパーレス化に成功した。
また、「ビルマネジメントに関する請求」も毎月約500通の請求書を発行していたが、「BtoBプラットフォーム 請求書」の採用で、業務フローはすべてデジタル化された。経理部で毎月500回押していた押印作業がなくなっただけで、気分的にも体力的にも負担が減ったという。
■インフォマート問い合わせ先
https://www.infomart.co.jp/seikyu/index.asp
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