タニタ×国分/置き社食サービス「タニタカフェ at OFFICE」開始
2025年02月05日 10:00 / 商品
タニタは2月4日、こころの健康づくりをコンセプトとして全国で展開している「タニタカフェ」の食事が、オフィスで手軽に食べられる置き社食サービス「タニタカフェ at OFFICE」を提供開始した。
オフィス内に設置した冷凍庫からタニタカフェの健康的な食事を自由に選んで楽しめる法人向けサービスで、従業員の健康づくりをサポートする。初期導入費は税別6万円、月額利用料金は4万5000円で、商品代金が別途必要。導入時にオフィスで用意するものは専用の冷凍庫を置くスペースと電子レンジのみ。
同日から関東1都7県をサービス対象エリアとして専用サイトでの申込受付を開始した。初年度は100社の導入を目指す。
<商品の盛り付けイメージ>
商品ラインアップは厳選した6種の食事メニュー(ショートパスタ2種、カレー1種、スープ3種)と2種のスイーツメニューの計8品。導入法人が在庫状況に応じて商品を発注することで、翌日以降、指定日に冷凍便で配送する。
ショートパスタとカレーには、厚生労働省が掲げる1日の野菜摂取目標量の3分の1にあたる120グラム以上の野菜を、スープには100グラム前後の野菜を使用。食材の大きさやカット方法、調理法にこだわり、冷凍食品でありながら噛み応えのある食感を実現した。
パスタは2021年から2023年まで日本航空の国際線で機内食を提供したノウハウを生かし、冷凍状態から電子レンジで加熱調理した際に噛み応えのある食感に仕上がるよう工夫している。カレーはルーの代わりにトマトを使用し、カロリーを抑えながらも、クミンやチリパウダーなどのスパイスを効果的に用いることで、ピリッとした辛さを味わえるという。
スープは和だしベースの優しい味わい。たくさんの具材やもち麦を入れることで満足感を高めた。いずれのメニューもしっかりした味わいとボリュームがありながら、野菜をたっぷり使用することでカロリーを抑えている。
このほか、タニタの管理栄養士による健康に関するコラムとオリジナルレシピを月に1回、従業員向けに提供することで、従業員の健康づくりをサポート。スマートフォンアプリ「ヘルスプラネットウォーク」で計測した歩数やオフィス内に設置した体組成計で計測した回数に応じて「健康ポイント」を付与し、食事と交換できるプランも用意した。
また、サービスの提供にあたっては、食品の流通・販売を中心にさまざまな事業を展開する国分グループ本社、同グループで弁当・総菜などの製造事業を展開するデリシャス・クックならびにBtoBの業務用食品流通を専門とするミクリードと協業する。
国分グループ本社が持つ食品流通のノウハウを生かして、サービスの核となるタニタカフェ商品の製造と販路開拓のサポートを受けることで、サービス提供価値向上を図る。商品の製造は、デリシャス・クックが担い、受注から配送まではミクリードが行う。BtoBに特化した顧客対応と短納期で全国へ商品を出荷する体制を活用していく。
■メニュー
・「噛む」サーモンと雑穀のショートパスタ 豆乳トマトソース 289kcal 野菜量 127g
・「噛む」チキンと雑穀のショートパスタ 豆乳カルボナーラソース 372kcal 野菜量 125g
・トマト仕立てのピリ辛スパイスカレー 480kcal 野菜量 126g
・かぼちゃとベーコンのとろーり豆乳ポタージュ 221kcal 野菜量 81g
・大豆ミートとレモンのジンジャースープ 111kcal 野菜量 86g
・チーズ香る鶏肉とお豆のチリトマトスープ 190kcal 野菜量 101g
・ベイクドチーズケーキ 198kcal
・ガトーショコラ 184kcal
(今後は期間限定メニューなども追加予定)
■タニタカフェ at OFFICE
https://www.tanita.co.jp/tanitacafe/atoffice/
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