エディオン 決算/4~6月増収増益、エアコン好調・PC買い替え需要などで
2025年08月05日 15:44 / 決算
エディオンが8月5日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高1833億9500万円(前年同期比5.1%増)、営業利益47億3400万円(41.6%増)、経常利益49億3800万円(35.4%増)、親会社に帰属する当期利益32億200万円(40.5%増)となった。
商品別売上では、気候が全体的に高温傾向で推移し、特に6月の月平均気温は統計開始以降最も高くなるなどしたため、エアコンなどの季節商品が好調。10月に迫るWindows10のサポート終了による買い替え需要に早期から取り組んだ結果、パソコンも伸長している。
このほか、家庭用ゲーム機の新商品が発売された影響により、ゲーム・玩具が前年を大きく上回った。
一方、住宅設備は堅調な需要基盤があるものの、資材価格や人件費といったコスト高騰の影響などにより全体としては前年を下回っている。
店舗展開については、家電直営店として2店舗を新設、2店舗を移転、1店舗を閉鎖した。フランチャイズ店舗は4店舗を新設、8店舗を閉鎖している。これにより同第1四半期連結会計期間末の店舗数は、フランチャイズ店舗732店舗を含めて計1187店舗となった。
通期は、売上高7900億円(2.8%増)、営業利益250億円(6.9%増)、経常利益260億円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益145億円(2.7%増)を見込んでいる
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