マミーマート 決算/10~6月増収増益、既存店が継続して好調・新フォーマット推進

2025年08月08日 13:45 / 決算

マミーマートが8月8日に発表した2025年9月期第3四半期決算によると、営業収益1424億9100万円(前年同期比19.6%増)、営業利益60億9400万円(10.1%増)、経常利益64億1400万円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益43億3400万円(7.6%増)となった。

マミーマート

売上・利益ともに過去最高となり、営業収益・営業利益ともに2ケタ増を達成。客数が増加している。

既存店の継続的な業績成長が、安定した事業基盤を築き、それがさらなる成長に向けた新規出店と改装へとつながる好循環を生み出しているという。

スーパーマーケット事業の売上高は1404億900万円(19.9%増)、セグメント利益60億2900万円(9.7%増)。

2つの新フォーマット「生鮮市場TOP!」「マミープラス」が、「競争力ある価格」と「商品開発力」を生かし、顧客の節約志向と価値ある商品に対するニーズを的確に捉え、顧客からの支持を獲得した。

販売費・一般管理費は、新規出店と既存店の改装による設備投資と出店関連費用の増加に加え、人への投資・処遇改善等を行ったことで賃金も増加している。

しかし、従来より取り組んでいるローコストオペレーション運営の施策や、効率化を目的としたRPAをはじめとするデジタル関連への投資も行い、人員の適正配置の精度をあげた結果、人件費率を適正に推移させた。

第3四半期連結累計期間で5店舗の新規出店、6店舗の既存店改装を実施した。第4四半期には1店舗の新規出店、4店舗の既存店改装を予定している。

2025年6月30日時点の店舗数は、85店舗(マミーマート他38店舗、生鮮市場TOP!31店舗、マミープラス14店舗、温浴事業1店舗、葬祭事業1店舗)。前年同期比は、マミーマート6店舗減、生鮮市場TOP!6店舗増、マミープラス7店舗増となった。

通期は、営業収益1900億円(18.2%増)、営業利益67億円(4.1%増)、経常利益71億5000万円(2.8%増)、親会社に帰属する当期利益50億円(5.6%増)を見込んでいる。

マミーマート 決算/10~3月増収増益、既存店好調で売上・利益ともに過去最高

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