エディオン 決算/4~9月営業利益4.9%減、人件費増が響く
2025年11月06日 13:26 / 決算
エディオンが11月6日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高3856億6800万円(前年同期比1.4%増)、営業利益137億8700万円(4.9%減)、経常利益143億5300万円(4.5%減)、親会社に帰属する当期利益93億3600万円(6.9%減)となった。

記録的な暑さが早い時期から到来し、特に6月の月平均気温が統計開始以降最も高くなるなどしたため、エアコンなどの季節商品は4~6月好調でだった。
しかし、猛暑は7月以降も続き依然として需要は高いものの、消費が先行した影響などから上半期では季節家電は前年を下回った。
一方、2025年10月にサポート終了となったWindows10搭載パソコンの買い替え需要により、パソコンが伸長した。
また、携帯電話は、高機能な新商品の発売や底堅い買い替え需要に下支えされ、販売台数の大幅な伸びを記録している。
さらに、家庭用ゲーム機の新商品発売も影響し、ゲーム・おもちゃは前年を大きく上回った。
販管費は、広告宣伝費、人件費がアップし、増加している。
店舗面では、家電直営店として2店舗を新設、2店舗を移転、2店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は9店舗を新設、16店舗を閉鎖と7店舗の純減少。9月末の店舗数はフランチャイズ店舗729店舗を含めて1183店舗となっている。
通期は、売上高7900億円(2.8%増)、営業利益250億円(6.9%増)、経常利益260億円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益145億円(2.7%増)を見込んでいる。
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