ファミマ/大谷選手起用キャンペーン好評「おむすび」売上高20%増目指す
2025年11月14日 14:22 / 商品
ファミリーマートはこのほど、「ごちむすび」と「直巻おむすび」に、約20億円投資し「ふわうま製法」を導入した。
同社は、おにぎり専門店「ぼんご」の空気を入れて極力にぎらないおむすびを参考に2023年約20億円を投資。ふっくらマシンによる「ふわうま製法」を手巻きおむすびに採用した。
「ふわうま製法」は、米と米の間に空気を従来より多く含ませる優しい成型で、ほどける食感を実現。成型の段階から、具材を入れるくぼみを作り、これまでより安定して具材がおむすびの中に広がるという。
今回、約20億円を追加投資し、ぜいたく具材を使った「ごちむすび」、「直巻おむすび」にも「ふわうま製法」を取り入れ、新商品を計4品投入する。
11月18日から、3月・8月に続き「ぼんご」が監修、魚沼産のコシヒカリを使用した「ごちむすび いくらと秋鮭」(税込み320円)、「ごちむすび 牛そぼろと卵黄ソース」(275円、11月25日発売)を発売。「直巻 高菜と明太子」(189円)、「直巻 サーモンマヨネーズ」(189円、11月25日発売)も販売開始する。
また、3月・8月に引き続き、2月に同社おむすびアンバサダーに就任した大谷翔平選手を起用した3回目のキャンペーンを実施する。
11月14日都内で開催された新商品発表会で、木内智朗デリカ食品部長は、「3月・8月の大谷選手を起用したキャンペーンが好調。8月当社が実施した調査でも、ファミマへの来店目的1位はおむすびだった。特に、若年層と女性客の購入が増えた。3月・8月とおむすびカテゴリーはキャンペーン後発売1週間で、売上高が前年同期比20%増となった。今回も20%増を目指す」と述べた。
3月の「ぼんご」監修を含む3品の販売数は発売初週300万個、キャンペーン3週間で合計922万個を突破した。
8月発売した「ぼんご」監修の「大きなおむすび」は、発売初週で販売数が100万個、キャンペーン3週間の販売数は合計637万個を超えた。
「ぼんご」監修商品は、3~9月累計1260万食を販売している。
11月からのキャンペーンでは、11月18日から大谷選手が出演する新CMを放映。
<大谷選手が出演する新CM>
11月18日~24日、ふわふわの布団に包まれておむすびの具の気分が味わえる西川の羽毛かけ布団とオリジナル布団カバーを抽選で5人にプレゼントする。
11月18日~12月8日、「スマートニュース」「LINE クーポン」で、おむすび全品に使用できる20円引きクーポンを配布する。
11月20日~30日、ファミマのアプリ「ファミペイ」の会員プログラム「ファミマ メンバーズプログラム」にて、会員ランク「アンバサダー」限定で、おむすびの100円割引クーポン10枚(1000円相当)の「おむすび回数券」を500円で販売する。
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