良品計画 決算/9~11月国内でEC販売停止も2桁の増収増益、海外で既存店が好調
2026年01月14日 16:06 / 決算
良品計画が1月14日に発表した2026年8月期第1四半期決算によると、営業収益2282億2700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益283億8300万円(29.3%増)、経常利益291億2100万円(36.8%増)、親会社に帰属する当期利益220億4700万円(47.4%増)となった。
営業収益は、国内事業でEC販売停止によるマイナス影響があったものの、国内外の店舗数増加に加えて海外事業の既存店売上が大幅に伸長したことで、2桁増収となった。
営業総利益率は、生産の内製化による原価低減効果などで1.1ポイント改善の52.6%となった。販管費率は海外の売上伸長による販管費率の低下や、一部販管費の期ずれにより、0.3ポイント改善し40.2%だった。各段階利益はすべて2桁増益となった。
セグメント別では「国内事業」でECの販売停止の影響がある中、「既存店+EC」売上は前年超えとなった(既存店売上は約7%増、EC売上は約60%減)。営業収益1332億円(9.1%増)、営業利益183億円(22.1%増)と増収増益。
「東アジア事業」は、営業収益679億円(25.7%増)、営業利益142億円(27.9%増)と大幅な増収増益となった。スキンケアなどの生活雑貨や食品といった商品を中心に「既存店+EC」売上が18.4%増と大きく伸びた。中国大陸・台湾・香港・韓国のすべてのエリアで増収増益を確保している。
「東南アジア・オセアニア事業」は、営業収益144億円(33.4%増)、営業利益18億円(59.3%増)と大幅な増収増益。衣服・雑貨で売れ筋商品の店頭在庫を厚めに持てたことで大きく伸長した。生活雑貨ではファブリックスに加え、スキンケア・フレグランス商品も好調。品ぞろえを拡充した食品も伸長。タイ、ベトナムでは東南アジア最大級となる旗艦店を11月下旬にオープンした。
「欧米事業」は、営業収益124億円(17.1%増)、営業利益28億円(25.3%増)と大幅な増収増益。欧州事業、北米事業ともに「既存店+EC」売上が2桁伸長。ブラックフライデー商戦も好調に推移した。
店舗戦略は、国内では郊外を中心に出店し18店舗増の701店舗。海外では、東アジア事業と東南アジア事業を中心に出店を進め、13店舗増の742店舗。全体の店舗数は1443店舗となった。
通期は、営業収益8600億円(9.6%増)、営業利益790億円(7.0%増)、経常利益760億円(5.1%増)、親会社に帰属する当期利益530億円(4.2%増)を見込んでいる。
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