ニトリ/1490円のリカバリーウェアから40万円弱のAIマットレスまで、新商品ずらり
2026年02月17日 15:50 / 商品
ニトリホールディングスは2月17日、2026春夏の新商品展示会を開催した。
ニトリHDが新商品展示会を実施するのは、昨年10月の2025秋冬に次いで2回目。同社は新商品開発を強化しているが、その旗振り役となっているのが似鳥昭雄会長だ。
「昨年から私が商品本部長になり、やり方を変えた。新商品の導入は年に15%程度だったのを40%にしようということで、今ようやく30%ぐらいになっている。これが35%ぐらいになると、お客様が来店した際に店が変わったなと感じる。今はまだその途中」
一方で、永井弘常務によると、ニトリが生活者から支持される理由として「価格」を挙げる。その上で、今回の展示でも家具や家電といった新生活商戦で動く商品にフォーカスする。
「年齢の若い方、一人暮らしの方を中心に、相当数の需要がこの時期に高まる。その意味では家具を中心に、よりアフォーダブルな(手頃な)価格帯で打ち出していく」
今回、会場となったニトリHD東京本部には約300アイテムの新商品が並んだ。その中から目玉の商品を見ていく。
まずは先述の永井常務の説明の通り、春の新生活需要に照準を合わせた商品が「ナチュラル&ブラック家具KPシリーズ」だ。
物価高が続く中で、新生活に必要な家具を無理なくそろえられるよう「安さ」を最優先に商品を設計。例えば「ダイニングテーブル5点セット」や「コンパクトソファ 布張りタイプ」はそれぞれ税込1万9990円。ニトリでは「9点買っても、10万円以下」と手頃感をアピールする。
ニトリが近年強化している家電からは「mini LEDテレビ」を6月に販売する。液晶テレビと比べて色鮮やかで、黒の締まりが良いのが特徴という。価格は100インチが29万9900円、75インチが14万9900円、65インチが9万9900円、55インチが7万9900円となっている。
さらに昨今注目を集めているリカバリーウェアでは、ニトリの独自商品「Nミラクシリーズ」を投入。半袖1490円・長袖1990円と手頃な価格が強味。遠赤外線の血行促進作用で、疲労回復や筋肉のコリ解消などが期待できるという。こちらは1月下旬から販売を開始しており、店頭では「非常に好評」(永井常務)という。
上記のリカバリーウェアと同じ素材を使った寝具「Nミラク寝具」もラインアップ。グラフェン由来生地を使用することで、暖かさを感じる寝具になっている。「両面使える 敷パッド」や「掛ふとんカバー」はそれぞれシングル1990円、セミダブル2990円、ダブル3990円で販売。このほかに枕カバーや毛布なども取りそろえている。
ほかにはキッチン用品では「レンジで焼き目がつく レンジグリル 丸形」(2990円)を3月に発売する。「焼く・蒸す・茹でる・煮る・炊く・炒める・温め直し」の1台7役で、電子レンジで直火のような焦げ目が付くのが特徴。後片付けも楽で、時短に最適なアイテムとなっている。
また、美容家電では「ナノうるおいイオン 美髪ドライヤー」が注目。ナノうるおいイオンで髪の水分保持力を高めるというもの。価格は1万4900円で、競合商品の半額程度の価格に抑えたという。
そして今回肝いりの商品が「AIマットレス」だ。約1万人の体格データ分析に基づき、身長・体重・寝姿勢の変化を感知してAI技術で寝心地を自動で最適化する。
価格は39万9900円と「手頃感」や「安さ」とは一線を画した商品となっている。こちらは4月下旬から一部のニトリ店舗やECサイト「ニトリネット」で販売を始める。
さらに「AIマットレス」同様に39万9900円で販売するのが「スマートベッド」。こちらは体の動きを感知して、快適な角度に自動調整するというもの。入眠前から起床後まで、最適な睡眠環境をサポートする。
取材・執筆 比木暁
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