クリエイトSD/5月期は売上高8.4%増、営業利益30.1%増
2016年07月11日 13:43 / 決算
クリエイトSDホールディングスの2016年5月期決算は、売上高2318億9200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益139億5400万円(30.1%増)、経常利益143億1400万円(30.3%増)、当期利益92億7400万円(41.3%増)となった。
ドラッグストア事業では、小商圏で繰り返し来店できる利便性の向上に継続して取り組んだ。売上高は、利便性向上のために取り組んでいる品そろえの拡充に加え、客単価上昇の影響もあり増収となった。
利益面は、売上高の伸長により売上総利益額が増加したこと、調剤部門の伸長などにより売上総利益率が増加したこと、販管費の抑制施策に継続して取り組んだことにより前期を上回った。
ドラッグストアでは、28店の出店を行い、スクラップ&ビルドで2店、契約満了により1店の閉鎖を行った。
調剤薬局は、地域医療に貢献するかかりつけ薬局を目指し、ドラッグストアへの併設を中心に拡大を図るとともに、既存薬局のボトムアップに注力した。
処方せん応需枚数も順調に増加し、引き続きの増収となった。個人宅に処方せんに基づいた薬を届ける「訪問服薬指導」についても、在宅ニーズに対応して実施した。
調剤専門薬局を2店、ドラッグストアへの併設調剤薬局を4店を開設した。一方で契約満了により調剤専門薬局を1店、経営効率化の観点から併設調剤薬局2店の閉鎖を行った。
来期は、売上高2477億円、営業利益147億円、経常利益150億円、当期利益97億円の見通し。
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