プランタン銀座は8月31日、フランス・プランタン社との商業・商標契約が年内に終了するのに伴う、社名変更と2017年1月以降の運営体制を発表した。
プランタン銀座は2017年1月1日付で、社名をマロニエゲートに変更する。
隣接する商業施設「マロニエゲート」と運営で連携し、既存のマロニエゲートを「マロニエゲート銀座1」、プランタン銀座本館を「マロニエゲート銀座2」、プランタン銀座アネックスを「マロニエゲート銀座3」と改め、3館で連携して運営する。
マロニエゲート銀座2(旧プランタン銀座本館)は、7階ユニクロ、6階ニトリを除き一時閉店する。5階から地下2階は改装工事に入り、3月中旬にグランドオープンする予定だ。
現在、核店舗のひとつである地下1階の北欧雑貨専門店「フライングタイガーコペンハーゲン」は9月末で閉店する。屋上の「The 銀座deフットサル」は営業を継続する。
リニューアル後は、銀座初16ショップ、新業態14ショップ、店舗初15ショップの45の新規店舗のほか、既存店を合わせ、約110店がオープンする予定だ。
マロニエゲート銀座3(旧プランタン銀座アネックス)は、核店舗の「バナナ・リパブリック」が継続して地下1階~地上2階まで出店。そのほかの店舗も一部を除き継続し、14店体制で営業する。
ストアコンセプトは、「銀座おしゃれナビGATE」で、20歳代から40歳代の働く女性とおしゃれママをターゲットにした。
アパレルが中心となっている商品構成比率を、アパレル50%、雑貨50%に変更し、ライフスタイル型の売場を提案する予定だ。
プランタン銀座の2016年2月期の売上高は150億円(前年同期比4.5%減)だった。今回の改装投資は30億円で、改装後の売上高で10%増を計画する。
マロニエゲート銀座1を合わせた3館合計で、240億円の売上を目指す。
プランタン銀座は、読売銀座ビルに入居しており、建物は読売新聞東京本社が所有している。
銀座マロニエ通りを挟み、隣接する商業施設「マロニエゲート」は、読売新聞東京本社が所有し、三菱地所プロパティマネジメントに運営を委託している。
プランタン銀座の筆頭株主は、読売新聞東京本社で株式の70%を保有、三越伊勢丹も30%の株式を保有し、社長を派遣している。
今回、両商業施設の所有者である読売新聞が仲介し、マロニエゲートとプランタン銀座の連携を促進した。
3館は、世界中のハイブランド旗艦店が軒を連ねる銀座マロニエ通りの玄関口(ゲート)に位置している。この立地を生かし、3館が相乗効果を発揮して、多種多様なライフスタイルをもつお客のニーズに対応したいという。
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