三陽商会/8月は台風、オリンピックの影響で28%減
2016年09月13日 16:00 / 月次
三陽商会が発表した8月店頭販売概況によると、8月の全社店頭販売額は28%減となった。新規ブランドを除く、既存事業だけでは8%減だった。
8月の気候は平年値に比べ、全体的に高い気温で推移し、特に西日本側では記録的な暑さとなった所もあった。
4度にわたる台風の上陸を受け、東日本では平年値の2倍以上の降水量があり、東北・北海道エリアの一部では甚大な被害が発生した。
5日から21日に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックの影響により、期間中に外出を控える場面が増えることで、暑さに加え個人消費が伸び悩む要素や昨年より推進している主力事業移行の影響もあった。
クリアランスセールの販売状況は、百貨店販路の衣料品販売不振を背景に低迷し、8月下旬から展開が拡大する秋物プロパー商品においても、東日本を中心に台風が、西日本を中心に猛暑が影響し前年対比で二ケタを下回る状況となった。
月次 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 伊藤忠食品/3月期、商品価格上昇やコンビニ好調で増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日