文教堂グループホールディングスは9月13日、日本出版販売と業務提携すると発表した。
文具・雑貨をはじめとする複合商品の共同研究、アニメ関連商品などのオリジナル商品・PB商品の共同開発と展開を実施する。
既存書店を利用した新たな業態の開発や販売データの活用・共有化やシステム整備を行う。
グループは、関東圏を中心として書店を全国に展開しており、従来の書籍・雑誌専門店に加え、アニメ関連商品に特化した「アニメガ」の出店や既存書店への文具・雑貨導入などを積極的に推進し、新業態として品そろえを強化することによって、集客力と収益性の向上を目指し事業拡大に取り組んでいる。
日販は主に書籍・雑誌等の国内最大出版販売会社として国内外の書店等に幅広く供給しているほか、魅力的な新空間を創造するための商材・業態を取引書店に提案し、リノベーションを行う体制を整えている。
出版流通業界は、昨今の個人消費低迷に加え、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及が進む中で、定期刊行雑誌を中心に市場規模の縮小が続いており、経営環境はますます厳しくなっていくものと推定される。
自社と日販の本業である書籍・雑誌の販売をより効率的に行い、業容の拡大と収益の向上を目指すため、強固な協力関係を構築することが不可欠であると判断した。
文教堂グループは、従来の大日本印刷と提携関係にあったhonto事業への協力体制も維持し、honto事業における日販との取り組み関係強化にも積極的に関与する予定だ。
両社の本業である書籍・雑誌の販売をより効果的に行うために複合商品の共同研究を進め、経営効率に優れた書店モデルを造るなど新企画の開発を行う等の協力体制を構築することによって、両社の発展に寄与する。
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