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三井不動産/来春、台湾初の「ららぽーと」日系企業含む300店出店

2022年12月06日 16:40 / 海外

三井不動産は12月6日、台湾において初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」を2023年春にグランドオープンすると発表した。

<三井ショッピングパーク ららぽーと台中>
三井ショッピングパーク ららぽーと台中

施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(約40店舗)は、2023年1月17日にプレオープンする。施設は約300店舗の規模で構成され、出店店舗には日本国外第1号店となるスーパーマーケット「LOPIA」や「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同の大型店舗など日系店舗も多く含まれる。

三井不動産は、台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開してきた。施設の開業により、同じく台中エリアに2018年に開業した「三井アウトレットパーク 台中港」との相乗効果が期待できる。今後も、台湾においてより魅力的な商業施設事業を展開する。

施設は、在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置し、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏人口を有する。また、台中市は、年間4500万人を超える観光客が訪れる活気のある都市となっている。

コンセプトは「for the Vivid Colors of Life」とし、街と生活に彩りを添える新たなライフスタイルを提案する。約300店舖が出店し、台湾内外のファッションブランド、日系ブランドを含む台中未進出店やご当地グルメなどで構成される2つのフードコートを含む飲食店、スーパーマーケットなどデイリー性の高い店舗等がそろう。さらに、サービスやエンタ―テインメント機能を充実させることで、台中の消費者ニーズに総合的に応える時間消費型商業施設を実現する。

<北館と南館の特徴>
北館と南館の特徴

店舗面積約6万8000m2の広大な施設内には、これまでの台湾にはなかった幅広いブランドラインナップを取り揃え、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめるショッピングモールを実現する。南館にはスーパーマーケットやライフスタイル専門店をはじめとして、くらしに必要なあらゆるものが取り揃う、台湾随一の日系大型専門店の集積が実現する。北館は中・小型店を集積、開放的な空間で家族みんなでゆったりと歩き・買い物を楽しめる、買い回りゾーンを構築する。

充実の食ゾーンには、人気日系店舗が出店し、台湾初進出の日系スーパーマーケット「LOPIA」、台中初出店となる日系食物販「カルディ COFFEE FARM」など、人気日系グロサリーが充実する。さらに台湾でも大人気の「Mister Donut」も出店する。また、南館・北館の両館にフードコートを設けるほか、北館にはレストランゾーンもオープンする。現地のお客のニーズにも対応した、多彩な食ゾーンを実現する。

南館には日系の大型専門店が集積し、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめる豊かな店舗構成が実現する。「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同のグローバル大型店や、日系アパレル・雑貨店「niko and …」の台湾最大規模店舗といった注目の新業態店舗のほか、「MUJI 無印良品」の台中エリア最大店舗、「NITORI」「HANDS」「ABC MART MEGA STAGE」等の注目店舗をそろえた。

2023年1月に先行プレオープンする南館だけでなく、北館にも台湾初進出となる日系の店舗を含め、魅力的な店舗が多く出店する。詳細は、2023年春の北館プレオープンに先駆けて、今後発表する予定だ。

■施設概要
所在地:台湾 台中市東区進德路700號(南館)※北館は未定
施設名称:三井ショッピングパーク ららぽーと台中
(現地表記:Mitsui Shopping Park LaLaport 台中)
交通アクセス:台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分
事業主体:三中東区啦啦寶都股份有限公司
事業形態:リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積:約4万3000m2
延床面積:北館約14万8000m2、南館約5万m2、合計約19万8000m2
※立体駐車場面積含む
店舗面積:北館約4万7000m2、南館約2万1000m2、合計約6万8000m2
建物規模:北館地下1階・地上7階(店舗1~5階)
南館地下1階・地上4階(店舗地下1階~3階)
店舗数:北館約260店舗、南館約40店舗、合計約300店舗

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