三井不動産/台湾に「ららぽーと高雄」26年オープン
2023年07月03日 10:50 / 海外
三井不動産は6月30日、台湾・高雄市に「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」を2026年オープンすると発表した。
コンセプトは「New Nexus of Kaohsiung」(Nexus:人や物のつながり・結びつき)(Kaohsiung:高雄)とした。物販・飲食・エンターテインメントといったさまざまな用途をワンストップで楽しむことができる、店舗面積7万m1、約280店舗から構成される時間消費型商業施設を目指す。
施設の計画地は高雄市の中心地から約5km、MRT橘線「鳳山西站(高雄市議会)」駅に隣接する市街地エリアに位置している。計画地西側には台湾最大級の総合芸術文化施設である「衛武営国家芸術センター」が立地している。
5km圏内に約100万人、自動車でのアクセス30分圏内に約280万人が居住するほか、高雄市に隣接する屏東県など広域エリアからの来館も期待できるという。
鳳山エリア周辺の自然・文化・アートと調和を図った外装デザインを採用。約4万3000m2の広大な敷地に低層のモール構成とすることで、来店者が快適に回遊・滞在できる施設を計画している。
なお、同社は、2023年5月に開業を迎えた「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」(台中市)に続き、台北市において2024年に開業予定の「(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」の開発を推進している。「ららぽーと高雄」はそれに続く台湾における3施設目となる「ららぽーと」事業で、台湾南部における同社のフラッグシップ施設に位置づけられるとしている。
営業中の「三井アウトレットパーク 台湾林口」(新北市)、「三井アウトレットパーク 台中港」(台中市)、「三井アウトレットパーク 台南」(台南市)の3施設を含めると、台湾での商業施設は6施設目となる。
■(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄
所在地:台湾 高雄市鳳山区華泰段11地号
交通アクセス:MRT橘線「鳳山西站(高雄市議会)」駅隣接
事業主体:三雄鳳山啦啦寶都股份有限公司
事業形態:リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積:約4万3000m2
延床面積:約20万6000m2※立体駐車場棟含む
店舗面積:約7万m2
建物規模:地下2階 地上6階(店舗 地下1階~5階)
店舗数:約280店舗
設計会社:黃仁盈建築師事務所
環境デザイン:ランドアートラボ
施工会社:瑞助營造股份有限公司
スケジュール:着工2023年6月30日、完工・開業2026年(予定)
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