三井アウトレットパーク 台湾林口/11/14第2期増床で100店舗オープン

2024年07月18日 15:59 / 海外

三井不動産は11月14日、「三井アウトレットパーク 台湾林口 Ⅱ館」をグランドオープンする。

<施設外観>

2016年1月に開業した「三井アウトレットパーク 台湾林口」の第2期増床計画によるもの。Ⅱ館の増床により約100店舗が新たに出店。Ⅰ館の約200店舗と合わせて、合計約300店舗となり、大幅にスケールアップする。

Ⅱ館ではアウトレット店舗の拡充のみならず、大型ブランド専門店の集積、飲食店をさらに充実。台湾三井不動産初のアウトレットと日常使いの2業態複合型施設に進化するという。

なお、今回の第2期の開業に伴い、2016年1月グランドオープンした第1期を「三井アウトレットパーク 台湾林口 Ⅰ館」、今般開業する第2期を「三井アウトレットパーク 台湾林口 Ⅱ館」と名称を決定した。

<立地・商圏環境>

施設は台北市中心部から車で約30分、桃園国際空港から車で約20分、MRT「林口」駅からも徒歩5分のエリアに立地。車で30分圏内には約670万人、60分圏内には約1020万人が居住する豊かな商圏人口を有する。

立地している「新北市林口エリア」は、台湾北部でも有数の人口成長率で注目されており、着実な街の成長にも支えられ、Ⅰ館の来客数も年々増加。2023年は年間延べ約1000万人が来館した。

近隣住民の「日常的な買物・時間消費」ニーズと、広域から来館する顧客の「非日常的なアウトレットショッピングの楽しさ」、両方のニーズに対応。三井アウトレットパークの楽しさと日常使いのショッピングモールの魅力を兼ね備えた、台湾三井不動産初の2業態複合型商業施設へと進化する。

また、Ⅱ館の開発に伴い、Ⅰ館とⅡ館の間に連絡ブリッジを設け、バリアフリーで快適に回遊できる全天候型の空間を実現した。

<日系テナント充実>

Ⅱ館では、日常の買物ニーズに応え、くらしをより豊かにする人気の大型ブランド専門店を多数集積。「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」「ニトリ」など、日系ファッションブランドやライフスタイル店舗を充実させる。

<親子向け物販・エンタメ強化>

親子で楽しめるファミリー向け物販・エンターテインメント施設も強化した。マタニティ・ベビー用品の総合複合店「アカチャンホンポ」が林口エリアに初出店し、子育て世代のワンストップショッピングをサポート。台湾北部初出店のデジタルテーマパーク「Little Planet」、台湾アミューズメント最大手「TOM’S WORLD」などで、子連れの家族が一日中楽しめるようにした。

<アウトレット約40店舗拡充>

施設の中核であるアウトレット店舗も約40店舗拡充する。これにより両館あわせたアウトレット店舗は計約200店舗に拡大。台湾初出店の日系キッズファッション「MARKEY’S」、台湾商業施設初出店のアメリカ発祥のストリートファッション「HUF」、台湾アウトレット初出店の日系セレクトショップ「NANO universe」など、日本でも人気のブランドが初登場する。

さらにⅠ館で人気の「adidas」「skechers」などがⅡ館に移転・拡大しリニューアルオープンするほか、韓国ファッションブランド「NATIONAL GEOGRAPHIC」なども出店予定だ。

<3階フードコート>

平日・休日問わず好評のⅠ館飲食ゾーンに加え、Ⅱ館にもフードコート・レストランゾーンを増設する。3階に800席以上設けるフードコートには、油そば「東京油組総本店」が林口エリア初出店。湾新竹市の大人気ローカルグルメ「廟口鴨香飯」が商業施設初出店するなど、台湾で安定した支持を集める飲食店舗がそろい踏み。日本・台湾の多様な人気グルメを堪能できるという。

フードコートには、靴を脱いで遊べる約40m2のキッズスペースも導入。ファミリー客が一層利用しやすい空間とした。キッズスペース横のテーブルには、子供専用の固定イスを設置。安心して子供とゆっくり食事を楽しめる。

同フロアで、12店舗が軒を連ねるレストランゾーンには、静岡県の焼肉の名店「京昌園」、北海道スープカレーの人気店「Suage」がそれぞれ台湾商業施設、林口エリア初出店と日系グルメを多数集積させた。

■三井アウトレットパーク 台湾林口
所在地:新北市林口区文化二路一段123号
交通アクセス:台北市中心部から車で約30分、桃園国際空港から車で約20分、MRT「林口」駅から徒歩5分
事業主体:Ⅰ館 三新奧特萊斯股份有限公司(事業シェア:台湾三井不動産股份有限公司70%、遠雄建設事業股份有限公司30%)/Ⅱ館 三新二奧特萊斯股份有限公司(事業シェア:台湾三井不動産股份有限公司100%)
設計会社:三大聯合建築師事務所
環境デザイン:ノンスケール
施工会社:大成建設(日商華大成営造工程股份有限公司台湾分公司)
事業形態:アウトレットモールを含めた複合商業施設
敷地面積:Ⅰ館6万7300m2、Ⅱ館2万7900m2
延床面積:Ⅰ館14万600m2、Ⅱ館8万800m2
店舗面積:Ⅰ館4万5000m2、Ⅱ館2万7000m2
店舗数:Ⅰ館約200店舗、Ⅱ館約100店舗
スケジュール:2016年1月27日第1期開業、2021年7月2日第2期着工、2024年11月14日グランドオープン

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