三菱食品/イートアンドと米国に飲食店運営の合弁会社設立
2024年09月19日 15:22 / 海外
三菱食品とイートアンドホールディングスは9月19日、米国における合弁会社設立に合意したと発表した。
三菱食品は「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスに掲げ、日本の食のインフラを支える事業基盤強化に加え、新しい機能の獲得や新規の事業領域開拓に取り組んでいる。
その中でも、海外での日本食文化への関心の高まりを踏まえ、日本食文化の輸出を通じた海外市場における新規需要創造を戦略の柱の一つとしている。特に、経済規模と成長性を兼ね備えた米国を重点地域の一つと位置付けている。
イートアンドHDは大阪王将、太陽のトマト麺など、国内450店舗以上展開。また、海外でも既に複数地域に計26店舗を出店しており、国内外における外食事業の運営や商品開発力に関する高いノウハウを有している。
合弁会社設立により、同社の持つ食品流通に関する総合力・ネットワークと、イートアンドHDの持つ外食事業におけるノウハウによるシナジー効果を狙う。
■Eat&MS USA Inc.
出資比率:イートアンドホールディングス 51%、三菱食品 49%
代表者:CEO 松﨑 尚史(現職:三菱食品 次世代事業統括 事業開発本部 海外市場グループ)
本社所在地:米国 カリフォルニア州
設立日:2024年9月
事業内容:米国内における飲食店舗の運営
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