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H2O/4~12月は売上高10.9%増、営業利益14.5%増

2016年01月28日 14:00 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングの2016年3月期第3四半期決算は、売上高6902億3100万円(前年同期比10.9%増)、営業利益184億4400万円(14.5%増)、経常利益187億3000万円(14.6%増)、当期利益149億3300万円(19.6%増)となった。

スーパーマーケットや専門店業態などの店舗網の拡大と個別店舗の販売力の強化を目指し、新規出店や既存店舗の改装に取り組んだ。

スーパーマーケット事業とイズミヤ事業では、商品調達や食品製造、物流などの共通化によるコスト削減を実施するなど、グループ全体で収益力の強化を図った。

阪神梅田本店では、建て替え工事実施に伴う売場面積減少の影響により、売上高は107億8500万円の減収となったが、阪急本店を中心とした都市型店舗において、国内需要が好調に推移したことに加えて、訪日外国人客による免税売上高の大幅な増加などもあり増収増益となった。

フラッグシップ店舗である阪急うめだ本店では、商品政策や売場構成、イベントプロモーションなどの強化を推し進めることにより、広域エリアからの売上高の伸び率が地元エリアの売上高の伸び率を上回るなど、順調に商圏の拡大を図った。

外商顧客や富裕層の訪日外国人客の需要の増加に伴い、高級腕時計やジュエリー、バッグなど高額品の売上高が前年同期実績を大きく上回り、全体の売上高を押し上げた。

通期は、売上高9171億円、営業利益246億円、経常利益245億円、当期利益140億円の見通し。

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