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ツルハHD/2018年5月期通期、杏林堂グループ子会社化で上方修正

2018年03月13日 10:05 / 決算

ツルハホールディングスが3月13日発表した2018年5月期第3四半期の連結決算は、売上高4881億4600万円(前年同期比12.4%増)、営業利益312億7600万円(13.5%増)、経常利益324億1400万円(12.6%増)、純利益199億100万円(5.2%増)となった。

お客のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進。

同グループのプライベートブランド「エムズワン」「メディズワン」の競争力・ブランド価値向上を図るべく、デザインを統一し視認性を高めた新パッケージの導入を開始したほか、リニューアルによる更なる品質向上を引き続き行った。

店舗展開は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店、既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より90店舗の新規出店と28店舗の閉店を実施。

杏林堂グループ・ホールディングスを子会社化したことにより、同社の子会社である杏林堂薬局が運営する静岡県内のドラッグストア、調剤薬局78店舗がグループに加わり、第3四半期末のグループ店舗数は直営店で1895店舗となった。

2018年5月期通期は、予想を上方修正。

2017年9月29日付で杏林堂グループ・ホールディングスを連結子会社したため、同社の第3、第4四半期決算で新規に連結し、また当該新規連結に伴うのれんの償却や非支配株主に帰属する四半期純利益等の会計処理を加味し、通期の業績予想の修正を行った。

売上高は前回予想比700億円増の6700億円(前期比16.1%増)、営業利益9億円増の399億円(13.1%増)、経常利益9億円増の412億4000万円(11.9%増)、純利益3億200万円増の250億4200万円(7.8%増)を予想している。

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