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ケーズデンキ/4~9月は、エアコン、テレビ好調で増収増益

2018年11月05日 11:50 / 決算

ケーズホールディングスが11月5日に発表した2019年3月期第2四半期決算は、売上高3454億8300万円(前年同期比2.7%増)、営業利益156億6800万円(2.1%増)、経常利益184億1400万円(1.9%増)、当期利益123億8600万円(0.8%減)となった。

売上高はエアコン、扇風機等の季節商品は猛暑の影響で好調に推移し、テレビは2018年12月の新4K8K衛星放送開始に向けて4K対応大型テレビへの買い替えが進んだ。

携帯電話はスマートフォンの単価上昇や、9月下旬発売の新型iPhoneの販売などで好調に推移した。

洗濯機は時短、節水の大容量タイプを中心に、冷蔵庫は週末のまとめ買いや省スペースで沢山収納したいなどのニーズに対応した生活スタイルにあった商品への買い替えが進んだことから堅調に推移した。

パソコンは8月下旬に発売されたマイクロソフト社のSurface Goが順調な立ち上がりを見せたものの、パソコン全体は低調に推移した。売上高全体は前年同期を上回る結果となった。

利益面は、節電・省エネ・安心・安全・健康をキーワードに冷蔵庫、洗濯機などの家庭電化商品やエアコンなどの需要が高まるなど、より良い生活が期待できる付加価値商品が引き続き販売され、営業利益、経常利益は前年同期を上回る結果となった。

親会社株主に帰属する四半期純利益は自然災害による損失などの特別損失が発生したことから前年同期を下回る結果となった。

出退店状況では、後に記載の通り直営店4店を開設し、直営店3店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った。

期末店舗数は497店(直営店493店、FC店4店)となった(そのほかに携帯電話専門店あり)。

通期は売上高6950億円(2.3%増)、営業利益300億円(2.5%減)、経常利益354億円(3.4%減)、当期利益215億円(5.3%減)の見通し。

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