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パルコ/3~11月は、改装実施も営業利益15.7%減

2018年12月26日 11:30 / 決算

パルコが12月26日に発表した2019年2月期第3四半期決算は、売上高662億7200万円(前年同期比2.9%減)、営業利益81億3900万円(15.7%減)、税引前利益78億8200万円(17.0%減)、親会社に帰属する当期利益54億1900万円(16.7%減)となった。

ショッピングセンター事業の売上高は381億7600万円(0.2%減)、前年同期におけるその他の収益の計上差額などにより営業利益は82億1300万円(13.2%減)となった。

パルコテナント取扱高は、1828億9400万円(1.0%減)だった。

パルコ店舗事業は、消費者価値観や購買行動の変化への対応に向けテナント構成の再編やアイテムの拡充を図るとともに、2019年度開業予定の新生渋谷パルコを見据え、テクノロジーの活用による新しい消費体験や顧客サービスの提供を推進した。

新進テナントに向けたインキュベーション機能の拡充を目的として、都心型店舗7店にインキュベーションスペースとして「UP NEXT」をオープンし新規企業との取り組みを強化した。

そのほか、計12社の支援協力会社との連携・協働のもと、金融・店舗運営・物流生産等の支援をするテナントサポート(スタートアップ)システムを開始した。

店舗政策では、「都心型店舗」、「コミュニティ型店舗」の2類型でのストアブランド進化と確立に向け、さまざまな施策を実施した。

全店計約3万2000m2を改装し、改装ゾーンのパルコテナント取扱高前年同期比は全店計14.8%増と伸長した。

通期は売上高937億円(2.3%増)、営業利益108億円(7.8%減)、税引前利益104億5000万円(8.8%減)、親会社に帰属する当期利益71億円(9.1%減)の見通し。

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