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TSI/3~11月、ナノ・ユニバースなど好調で売上高1.9%増

2019年01月15日 09:00 / 決算

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TSIホールディングスが1月11日発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は、売上高1173億7300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益33億600万円(4.0%増)、経常利益45億8800万円(3.9%増)、純利益25億6900万円(11.1%減)となった。

売上面は、基幹ブランドの「ナノ・ユニバース」、ゴルフブランドの「パーリーゲイツ」、レディースブランドの「ヒューマンウーマン」、「アドーア」が特色を活かした商品を展開することにより引き続き好調に推移。

将来の成長戦略における重要な柱の一つである海外事業において、昨年新たにグループ化したHUF Worldwide, LLCの成長戦略を積極的に推し進めた。

また、今年10月には上野商会の発行済株式の79%を取得することでグループのブランドポートフォリオを強化するとともに、成長が続くEC事業においてオムニチャネル化の推進を図り、自社ECの強化を行った。

利益面では、全社的な販管費抑制策に加えて、戦略的経費を効果的に再配分して経費の更なる圧縮を実施し営業利益、経常利益は増益だった。

2019年2月期通期の連結決算は、期中に子会社化した上野商会の売上高が第4四半期から計上されるため、連結売上高については、計画を上回る見込みであるものの、秋冬商戦が非常に厳しく、第4四半期で値引販売の拡大や在庫評価損の増加による売上総利益率の悪化が見込まれ、利益面を下方修正した。

売上高が前回予想比40億円増の1640億円(前期比3.5%増)、営業利益17億円減の15億円(30.8%減)、経常利益17億円減の28億円(26.1%減)、純利益13億円減の16億円(50.3%減)を見込んでいる。

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