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H2O/4~12月、改装費用増・災害の損失で営業利益9.4%減

エイチ・ツー・オー リテイリングが1月31日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高7004億600万円(前年同期比1.6%増)、営業利益162億7700万円(9.4%減)、経常利益169億8900万円(13.5%減)、純利益62億2700万円(59.0%減)となった。

売上面は、堅調な国内需要とインバウンド需要の拡大で好調に推移した百貨店事業が全体を牽引し、増収だった。

利益面では、阪神梅田本店において建て替え工事が第2期棟へ移行し売場面積が約2割減少していることに加え、第1期棟のオープンにより減価償却費などの費用が大幅に増加したことから、営業利益、経常利益が減少。

地震や台風などに伴う災害関連の損失60億7000万円を特別損失に計上したことなどにより、純利益も大きく減益となった。

百貨店事業は、阪急メンズ大阪を含めた阪急本店の売上高は前年同期比5.0%増と好調。

支店でも、2017年11月に開業以来最大規模の改装を行った博多阪急が、「ハレ」マーケットに対する反応が良く広域からの集客力がアップしたこともあり好調に推移し、支店合計の売上高3.4%増だった。

百貨店事業の売上高は3381億1400万円(前年同期比1.8%増)、営業利益132億4700万円(4.5%減)。

食品事業は、イズミヤでは、耐震に伴う建て替え工事を含めた店舗再編計画を進めており、昨年度中に建て替え工事が完了したあびこ店(大阪府)などSM業態の3店舗に加え、7月にはGMS業態からSM業態への転換第1号店となる住道店(大阪府)、12月には伏見店(京都府)がオープンした。

現在はGMS業態2店舗で来年度中のオープンを目指し、同様の建て替え工事が進行中。

既存店においては、8店舗で食事業の強化を軸とした改装を行い食品部門は堅調に推移したものの、非食品部門は直営売場の縮小や季節商材の不調もあり苦戦が続いた。

食品事業全体では天候不順による不安定な農産相場や価格競争の激化など厳しい商環境が続いていることに加え、阪急オアシスの不採算店舗閉鎖に伴う営業店舗数減少の影響もあり、売上高2823億400万円(4.8%減)、営業利益4億6100万円(43.4%減)。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高9370億円(前期比1.6%増)、営業利益208億円(8.6%減)、経常利益215億円(11.4%減)、純利益100億円(31.7%減)を見込んでいる。

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