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ハローズ/2月期は出店・改装で増収、自動発注も拡大

2019年04月15日 12:10 / 決算

ハローズが4月12日に発表した2019年2月期によると、営業収益1273億2300万円(前年同期比4.9%増)、営業利益49億1600万円(0.0%増)、経常利益49億3700万円(0.8%増)、四半期純利益31億6100万円(7.0%減)となった。

販売促進面は、継続的に行っている生活防衛企画等に加え、2018年3月から創立60周年記念イベントとして、年間を通じて還元セール(大抽選会やお客招待旅行)を実施した。

商品面は、継続して重点販売商品の育成、産地開発商品の増加やプライベートブランド商品のシェアアップを図った。2018年8月には産学連携の一環として、岡山県立大学と共同開発した栄養バランス弁当第6弾の販売を開始した。

店舗開発面は、2018年7月に兵庫県明石市に西二見店と魚住店、2019年2月に岡山県瀬戸内市に長船店、広島県安芸郡に海田市駅前店を、いずれも売場面積約2000m2型24時間営業の店舗として新規出店した。

店舗数は広島28店、岡山25店、香川11店、愛媛7店、徳島5店、兵庫6店の合計82店となった。

店舗運営面は、2018年4月に広島県福山市の大門店(売場面積約1500m2型)、5月に同県府中市の府中店(売場面積約1500m2型)、7月に同県福山市の沼南店(売場面積約1500m2型を約2000m2型へ増床)、12月に岡山県倉敷市の田ノ上店(売場面積約2000m2型、一部増床)を新しいタイプの標準店舗へ大改装し、買物がしやすい環境作りによる店舗の魅力アップを目指した。

セルフレジの設置を推進し、お客の利便性の向上に取り組んだ。一方で、自動発注対象商品の拡大による欠品対策と作業効率の改善を図った。

次期は、営業収益1335億円(4.9%増)、営業利益51億5000万円(4.8%増)、経常利益51億円(3.3%増)、四半期純利益33億9000万円(7.2%増)を見込んでいる。

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