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三菱食品/3月期は全品種・全業態が前年超えで増収増益

2019年05月09日 10:30 / 決算

三菱食品が5月9日に発表した2019年3月期決算は、売上高2兆6203億1600万円(前年同期比4.3%増)、営業利益167億4200万円(0.2%増)、経常利益183億7400万円(2.0%増)、当期利益119億6300万円(10.8%増)となった。

<品種別売上高>
品種別売上高
出典:三菱食品2019年3月期決算短信

加工食品の売上高は8015億500万円(4.0%増)、営業利益は35億6000万円(13.8%増)となった。売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストア等との取引が伸長したことや、飲料類等が堅調に推移したことなどから、増加いたしました。利益面は、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を上回った。

冷凍食品の売上高は1兆458億2000万円(4.3%増)、営業利益は84億6700万円(8.0%減)となった。売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストア等との取引が堅調に推移したことや、市販用冷凍食品、業務用冷凍食品等が好調であったこと等から、増加した。利益面は、物流コストの増加等の影響により、前年同期を下回った。

酒類の売上高は4652億4100万円(5.4%増)、営業利益は19億3500万円(33.0%増)となった。売上高は、卸売、コンビニエンスストア等との取引が伸長したことにより増加した。利益面は、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を超えた。

菓子の売上高は3052億7700万円(2.7%増)、営業利益は37億9300万円(0.5%減)となった。売上高は、コンビニエンスストア等との取引が伸長したことや、スナック菓子等が好調であったこと等により増加した。利益面は、売上高増加により売上総利益は増加したものの、販管費の増加をカバーするに至らず、前年同期を下回った。

<業態別売上高>
業態別売上高

品種別売上高、業態別売上高ともに、すべての項目が三菱食品発足以来、初めて前年を超えた。

次期は売上高2兆6500億円(1.1%増)、営業利益160億円(4.4%減)、経常利益180億円(2.0%減)、当期利益120億円(0.3%増)の見通し。

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