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コープみらい/2018年度売上高0.3%増の3909億円、宅配0.6%減・店舗0.1%増

2019年06月06日 14:30 / 決算

コープみらいが6月6日に発表した2018年度事業報告によると、売上高にあたる総事業高は3909億3000万円(前年同期比0.3%増)、経常余剰55億1000万円(前年比4億円減)となった。

<コープみらいの店舗>
コープみらいの店舗

組合員数374万人(5万6000人増)、組織率(世帯加入率)26.3%で、出資金665億9000万円(5億2000万円減)となった。

商品供給高は3763億1000万円(0.4%減)、うち宅配事業2659億円(0.6%減)、店舗事業1103億9000万円(0.1%増)だった。

人件費319億6000万円(0.3%増)、物件費562億8000万円(3.2%増)となった。

宅配事業は、「つかうほど、じぶんらしく。」を基本メッセージに、商品カタログやwebカタログ・注文アプリの改善、ミールキットのアイテム数や売り場の拡大、健康配慮商品の新カタログ創刊、新しいポイント制度の導入を進めた。

早朝配達実験は「モーニング・デリ」として、一部地域で正式にサービスを開始した。商品格納拠点からリヤカー付き自転車で配達する「デポ配達」を高島平団地で始め、生産性の向上を追求した。

店舗事業では、「おいしさ」「健康」「簡便」「即食」「ならでは商品」「こだわり商品」をテーマに商品作り・売り場作りを進めた。9店舗を改装新規出店はなく、全面改装4店、部分改装5店、合計9店を改装した。

電子マネー機能付きポイントカード「ほぺたんカード」は利用率19%になった。

商品・品質保証では、「コープならでは」の品ぞろえとして、産直商品を原料とした加工商品の開発を進めた。乳幼児向け商品「きらきらステップ」シリーズは品目を拡大し、店舗でも販売を始めた。

2018年4月に開設した新しい商品検査センターの見学や体験学習の参加者は、5000人を超えた。

次期は、総事業高3992億3000万円(2.1%増)、商品供給高3821億9000万円(1.6%増)、うち宅配事業2673億1000万円(0.5%増)、店舗事業1148億6000万円(4.1%増)、経常余剰金22億5000万円(32億6000万円減)を見込んでいる。

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