日本KFC/4~9月、期間限定商品を継続投入も減収減益
2022年11月10日 10:20 / 決算
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日本KFCホールディングスが11月9日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高467億8100万円(前年同期比2.8%減)、営業利益14億6700万円(63.5%減)、経常利益18億8100万円(59.2%減)、親会社に帰属する当期利益12億2500万円(56.1%減)となった。
主力のケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)では、更なる日常化につなげるため、夏のグループ需要に合わせたお得な商品やサービスを展開するとともに、サンド(現バーガー)メニューの充実を図った。いつでもお得な「トクトクパック」や期間限定の「30%OFFパック」では、オリジナルチキンを中心に人気のサイドメニューを提供した。
夏の定番商品「レッドホットチキン」とともに発売した「激辛ソース」や、ガーリックとハバネロでパンチを効かせた新商品「ダブルパンチサンド」など、刺激的で新しい楽しみ方を提案した。また、独特な食感で昨年も人気のあった「とろ~り月見サンド」が数量限定で再登場し、販売数を大きく伸ばした。にんにく醤油の味付けにゴマと唐辛子がアクセントの「にんにく醤油チキン」は、より一層、好評となった。
店舗数は、第2四半期連結累計期間において25店舗(直営2店舗・フランチャイズ23店舗)を出店し、1189店舗となった。改装では、78店舗(直営17店舗・フランチャイズ61店舗)実施した。また、配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は、682店舗となった。
通期は、売上高970億円(0.5%減)、営業利益22億円(64.0%減)、経常利益26億円(62.5%減)、親会社に帰属する当期利益16億円(64.9%減)を見込んでいる。
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