DCMHD/3~11月、ガーデニング需要拡大も営業利益3.3%減

2023年01月06日 11:00 / 決算

DCMホールディングスが12月28日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、営業収益3570億6400万円、営業利益251億900万円(3.3%減)、経常利益251億8300万円(3.0%減)、親会社に帰属する当期利益156億2300万円(10.5%減)となった。

<DCMのグループ店舗>
DCMのグループ店舗

販売面では、新型コロナウイルス対策及び在宅勤務拡大による需要の反動減、天候不順などの影響により厳しい状況となったが、ガーデニング需要拡大は継続した。DCMブランド商品では、原材料価格の上昇と円安による仕入価格の上昇、物流コスト上昇などの影響を受けたが、環境に配慮した商品開発・販促強化などに取り組んだ効果もあり、好調に売上を伸ばしつつ、売上高構成比率も引き上げることができた。

グループの新規出店については11店舗、退店については4店舗を実施した。これにより、第3四半期連結会計期間末日現在の店舗数は676店舗となった。また、2022年3月24日付でエクスプライスの株式を100%取得し完全子会社とした。みなし取得日を2022年5月31日としているため、第2四半期連結会計期間の期首から、エクスプライスの業績を含めている。

通期は、営業収益4951億円(11.3%増)、営業利益310億円(1.1%増)、経常利益307億円(1.3%増)、親会社に帰属する当期利益190億円(1.0%増)を見込んでいる。

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