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日本マクドナルドHD/1~3月営業利益13.1%減、既存店売上高30期連続増

2023年05月12日 16:23 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが5月12日に発表した2023年12月期第1四半期決算によると、売上高920億5900万円(前年同期比9.2%増)、営業利益83億7800万円(13.1%減)、経常利益86億6000万円(9.5%減)、親会社に帰属する当期利益52億8400万円(13.6%減)となった。

日本マクドナルドホールディングス

売り上げ面は、さまざまなメニュー戦略やマーケティング活動、人材の採用と育成への投資などを強化し、増収となっている。既存店売上高は、2015年第4四半期から2023年第1四半期まで30四半期連続でプラスを達成した。

利益面では、円安や原材料価格の高騰、エネルギーコストや人件費、物流費の上昇など、ビジネス環境としては前年度から引き続き厳しい状況が継続した。商品価格を改定するとともに、グローバル規模の原材料調達、より効率的な物流網の構築といったコスト管理、マーケティング活動の強化、為替ヘッジに取り組んだが、各段階で減益を計上している。

新規出店7店舗、閉店14店舗で3月末において2960店舗体制となっている。

通期は、売上高3740億円(6.2%増)、営業利益350億円(3.5%増)、経常利益335億円(2.1%増)、親会社に帰属する当期利益210億円(5.3%増)を見込んでいる。

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