平和堂/3~5月営業収益1009億円、コロナ5類移行や物価上昇などで

2023年06月30日 17:35 / 決算

平和堂が6月30日に発表した2024年2月期第1四半期決算によると、営業収益1009億500万円(前期は987億4700万円の利益)、営業利益25億9500万円(前期は18億8500万円の利益)、経常利益29億1500万円(前期は22億100万円の利益)、親会社に帰属する当期利益15億7200万円(前期は12億300万円の利益)となった。

第1四半期連結累計期間中に、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」に移行し、経済活動が活発化。個人消費の回復が期待される一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、それに伴う原材料・エネルギー価格の高騰、為替変動に伴う物価上昇圧力の強まりによる消費の下振れリスクなど、依然として先行きが不透明だとしている。

物価上昇による一品単価の上昇や外出需要の回復により、売上は伸びた一方で、供給面の不安や原材料価格の動向により、商品仕入価格は上昇。光熱費が高騰するなどで販売管理費は増加した。

通期は、営業収益4200億円(1.0%増)、営業利益68億円(39.7%減)、経常利益80億円(38.8%減)、親会社に帰属する当期利益46億円(38.8%減)を見込んでいる。

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