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クスリのアオキHD/5月期は、調剤併設率の向上などで増収増益

2023年07月03日 10:10 / 決算

クスリのアオキホールディングスが6月30日に発表した2023年5月期決算によると、売上高3788億7400万円(前年同期比15.4%増)、営業利益162億2500万円(15.3%増)、経常利益200億5800万円(27.1%増)、親会社に帰属する当期利益129億7200万円(31.8%増)となった。

<クスリのアオキ>
クスリのアオキ

各種感染拡大の予防対策を徹底し、お客が安心して来店できる店舗づくりに注力した。また、新型コロナウイルス感染症の感染不安を感じる地域の人々に向けて、PCR・抗原検査キットの無料検査事業に参画した。引き続き、地域のかかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、既存店の改装を中心に生鮮食品等の品揃えを強化することで「フード&ドラッグ」を実現し、お客により一層、利便性を提供できるよう努める。

店舗の新設では、ドラッグストアを北信越に29店舗、東北に16店舗、関東に19店舗、東海に14店舗、関西に12店舗の合計90店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に20薬局、東北に9薬局、関東に19薬局、東海に9薬局、関西に9薬局の合計66薬局を新規に開設した。一方、ドラッグストア13店舗を閉店した。

なお、2022年12月1日付で、子会社であるクスリのアオキは食品スーパーを展開する三崎ストアー(石川県)が行う食品スーパー事業を譲り受けた。また、2023年3月1日付で、食品スーパーを展開するサンエー(新潟県)が行う食品スーパー事業を譲り受けた。これにより、グループの店舗数は、ドラッグストア896店舗(うち調剤薬局併設526店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット1店舗の合計903店舗となった。

次期は、売上高4100億円(8.2%増)、営業利益178億円(9.7%増)、経常利益182億円(9.3%減)、親会社に帰属する当期利益130億円(0.2%増)を見込んでいる。

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