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ミニストップ/3~5月「Newコンボストアモデル」確立し営業損失が縮小

2023年07月12日 11:20 / 決算

ミニストップが7月12日に発表した2024年2月期第1四半期決算によると、営業総収入195億1600万円(前年同期比5.0%減)、営業損失5億2400万円(前期は7億2900万円の損失)、経常損失4億円(前期は5億4600万円の損失)、親会社に帰属する当期損失3億1200万円(前期は142億5300万円の利益)となった。

<ミニストップ>

国内事業では、店舗事業について店内加工ファストフード商品とコンビニエンスストア商品の両方の価値を磨き上げ個店競争力を高める「Newコンボストアモデル」確立を推し進めたことにより、既存店日販および売上総利益率が伸長した。また「Newコンボストアモデル」確立に向けた既存店改装を進める一方で、3月には今年度計画していた不採算店舗の整理を完了した。

新たな成長事業として投資を進めるデジタル事業では、デリバリーサービス・Eコマースを拡充し売上高が伸長したほか、職域事業については拠点数が拡大するとともに拠点当たり収益が増加し事業として安定した利益を創出する段階となった。これらにより国内事業の営業損失は前期より縮小した。

店舗開発は、1店舗を出店、55店舗を期首の3月時点で計画的に閉店した。第1四半期連結累計期間末店舗数は1853店舗となった。お客の商品購入手段や購入場所の多様化に対応し需要に的確に対応するために、デジタル事業のデリバリーサービスやEコマース、職域事業について新たな成長事業として投資を進め販売チャネルの拡充に取り組んだ。

また、個店競争力を高めた「Newコンボストアモデル」の次のステップとして、リアル店舗とオンラインを融合し新たな買い物体験を提供するためのインターフェースとなるミニストップアプリの進化を推し進めた。

通期は、営業総収入830億円(2.1%増)、営業利益9億円、経常利益11億円、親会社に帰属する当期利益9300万円を見込んでいる。

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