クスリのアオキHD/6~8月、調剤併設率向上などで増収増益
2023年10月03日 11:10 / 決算
クスリのアオキホールディングスが10月3日に発表した2024年5月期第1四半期決算によると、売上高1074億3900万円(前年同期比17.1%増)、営業利益66億6000万円(48.8%増)、経常利益67億6000万円(11.4%増)、親会社に帰属する当期利益47億8900万円(15.6%増)となった。
グループは地域のかかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、既存店の改装を中心に生鮮食品等の品揃えを強化することで「フード&ドラッグ」を実現し、お客により一層、利便性を提供できるよう努めた。引き続き、「健康と美と衛生を通じて、社会から期待される企業づくりを目指します。」という理念の下、地域のお客に支持される売りづくりに努め、各店舗の活性化に注力した。
また、8月からCCCMKホールディングスと連携し、更なる顧客体験のモバイルシフトを進めていくため、「クスリのアオキ公式アプリ」でTポイントが貯まる・使えるサービスを開始した。お客にとって「近くて便利なお店」を目指し、多様化するニーズやライフスタイルの変化に合わせた利便性の高いサービスを提供している。
店舗の新設では、ドラッグストアを北信越に5店舗、東北に1店舗、関東に1店舗、関西に2店舗の合計9店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に6薬局、東北に2薬局、東海に4薬局、関西に3薬局の合計15薬局を新規に開設した。一方、ドラッグストア3店舗を閉店した。これにより第1四半期連結会計期間末のグループの店舗数は、ドラッグストア902店舗(うち調剤薬局併設540店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット1店舗の合計909店舗となった。
通期は、売上高4100億円(8.2%増)、営業利益178億円(16.4%増)、経常利益182億円(4.9%減)、親会社に帰属する当期利益130億円(5.5%増)を見込んでいる。
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