アクシアルリテイリング 決算／4～6月営業利益6.0％減、競合対策で売上総利益率が低下
2024年08月07日 15:00 ／ 決算
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アクシアルリテイリングが8月6日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高665億2200万円（前年同期比4.3％増）、営業利益26億5500万円（6.0％減）、経常利益27億6700万円（4.2％減）、親会社に帰属する当期利益18億7300万円（3.9％減）となった。
売り上げ面は、生鮮品全般が、青果、精肉相場の高騰、水産の主力魚種漁獲高減少により高値で推移したことや、原料原価の高騰を受けた販売価格設定による1品単価の上昇と買上点数の減少があったが、値上げ基調の中、普段使いの商品を中心にESLP（Everyday Same Low Price）を推進し、客数が前年同期に比べ増加し、増収を計上した。
一方、利益面では、原料原価の上昇、競合他社の動向や値上げ基調を踏まえた低値入の売価政策により売り上げ総利益率が前年同期に比べ低下したことに加え、賃上げ実施による人件費の増加により、減益となっている。
既存店では、売上高1.2％増、客数1.5％増、客単価0.3％減、買い上げ点数3.0％減、一品単価2.8％増。
出店、改装、退店はなく、6月末のグループ店舗数は計130店舗。
通期は、売上高2800億円（3.6％増）、営業利益121億円（2.7％増）、経常利益125億円（1.4％増）、親会社に帰属する当期利益75億円（0.8％増）を見込んでいる。
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