ゲオHD 決算/4~6月営業利益24.6%減、リユース商材好調も新品の売上大幅減
2024年08月07日 16:04 / 決算
ゲオホールディングスが8月6日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高1001億4700万円(前年同期比6.2%減)、営業利益43億6600万円(24.6%減)、経常利益54億8100万円(22.5%減)、親会社に帰属する当期利益35億4700万円(26.5%減)となった。
インターネットを介した電子商取引の拡充のほか、2nd STREETを中心としたリユース店舗の新規出店を、国内外で積極的に推進し、持続的成長と収益性向上の実現に取り組んでいる。
リユース系リユース商材全体の売上は464億3900万円(17.7%増)。
従前からのリユース需要の広がりに加え、円安やインバウンド需要の回復、グローバル展開の拡大により好調に推移した。
メディア系リユース商材全体の売上は192億2600万円(17.8%増)。
ゲーム関連商材はダウンロード版ソフトの普及が進むものの、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の流通量増加や、ゲームユーザー数が増加傾向にあることが下支えとなり、売上は前年並みとなった。
一方、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器は、市場の活性化に加え、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗への併設店展開、EC販売により販売機会を創出することで、小売販売を強化している。
新品商材の売上は212億5700万円(42.6%減)。
前年は家庭用ゲーム機の販売好調に加え、大型新作タイトルのリリースがあり、大幅な反動減となった。
また、外国為替相場の大幅な円安進行により、為替差益7億7000万円を計上している。
通期は、売上高4360億円(0.5%増)、営業利益120億円(28.6%減)、経常利益120億円(36.0%減)、親会社に帰属する当期利益60億円(45.0%減)を見込んでいる。
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