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イズミヤ/第1四半期の当期損失1億1700万円

2010年07月07日 / 決算

イズミヤが7月7日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は867億6500万円(前期比6.8%減)、営業利益1億7300万円(45.9%減)、経常損失1億1700万円(前期は1300万円の経常利益)、当期損失1億1700万円(12億6800万円の当期損失)となった。

第1四半期は売上高の7割を占めるGMSについて、個店毎に位置付けを明確化し、活性化、効率化、スクラップ&ビルドの3パターンに分類して見直しを進めた。3月には効率化パターンのモデル店舗として大阪府の店舗を改装し、SMも顧客利便性の向上のため大阪府の店舗を改装した。

また4月に、戦略業態であるスーパーセンターを奈良県に出店。販売促進面では、さまざまなイベント企画を実施したが、天候不順による季節品の不調もあり既存店売上高は苦戦した。

商品面では商品原価の引下げと低価格販売を実現するため、ユニー、フジと3社共同で開発したプライベートブランド「Style ONE」を、第1四半期末現在、671SKU(単品)まで拡大した。

重点取組課題の費用構造改革は、計画を上回るコストを削減できたが、売上高の減少による荒利高の減少をカバーすることはできなかった。

通期は売上高3580億円(2.9%減)、営業利益43億円(98.2%増)、経常利益30億円(221.2%増)、当期利益8億円を見込んでいる。

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