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イトーヨーカ堂/ECのシステム基盤強化

2010年08月25日 / IT・システム

日本オラクルは8月25日、イトーヨーカ堂がオラクルのインメモリ・データベース製品を使って、イトーヨーカドーネットスーパーのシステム基盤を強化したと発表した。

イトーヨーカ堂は、2001年にネットスーパー事業を開始し、約3万点におよぶ商品を店舗と同じチラシの価格で当日配送している。毎月約2万人の会員が登録をしている。

イトーヨーカ堂のネットスーパーを支えるシステム基盤は、2007年から「Oracle Database」や「Oracle Real Application Clusters」を活用しており、新たにネットスーパーを開始する店舗の拡大や会員数の増加により、データベースの負荷が増加傾向にあった。

同社は2010年2月、既存のシステム基盤の強化を目的として、「Oracle In-Memory Database Cache 11g」の導入を決定し、1か月で強化したサービスの提供を開始した。

「Oracle In-Memory Database Cache 11g」の導入以降、既存のデータベースの負荷も半減し、今後の事業拡大にも適合できるシステム基盤の強化を実現。ネットスーパーのページの表示時間が約三分の一に短縮するなど、性能面でも改善をした。

プロジェクトは、セブンインターネットラボのシステム構築と日本オラクルのコンサルティングサービスによる構築支援のもと推進した。

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