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イオン/グループの生鮮食品加工事業を強化

2010年08月21日 / 経営

イオンは8月21日付けで、生鮮食品加工事業を行う「フードサプライジャスコ」の社名を「イオンフードサプライ」に変更する。

社名変更によりグループ機能会社としての位置付けを明確にし、各地域のGMSやSMの事業会社とともに地域集約商品の開発・提案を行い、より安全・安心でローコストな商品供給を目指すという。

フードサプライジャスコは、ジャスコの生鮮加工を担う会社として1981年10月に設立。現在 本州から四国にかけて、農産品・水産品・畜産品・デリカなどの製造加工、流通加工業務を行い、地域のイオングループの各店舗に供給している。

現状の商品供給先はイオンリテールが展開する総合スーパー(GMS)ジャスコが主流で、各地域の事業会社への供給は一部に止まっている。社名変更をきっかけに各事業会社が運営するスーパーマーケット(SM)マックスバリュやGMSへの商品供給を強化する予定だ。

同社は、自社の拠点として北関東センター(茨城)、南関東センター(千葉)、中部センター(愛知)、兵庫センター(兵庫)、第三者委託形式の拠点としてイオ ン仙台PC(宮城県)、イオン静岡PC(静岡)、イオン関西PC(京都)、イオン四国PC(香川)の8拠点を運営している。

現在、北海道と九州の店舗に対しての商品供給は、現地の取引先となっているが将来的には北海道と九州にも拠点を構え、商品供給を開始する計画だ。

なお、同社は配送センターとして新習志野DP(千葉)と木曽川DP(愛知)を運営している。

会社概要
社名:イオンフードサプライ(株)
所在地:千葉県船橋市高瀬町24-12
設立:1981年10月
資本金:2億6000万円
営業収益:1062億9300万円(2010年2月現在)
代表取締役:佐々木 勉
従業員数:1353名(2010年2月現在)

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