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メトロ/首都圏都心部での出店を加速 ●動画

2010年10月13日 / 店舗経営

メトロの石田隆嗣社長は10月13日、「今後、東京を中心とした首都圏、それも都心部への出店を強化したい。首都圏には40万件の食に関する個人事業者がおり、個人事業者の密度が濃い都心部が重要だ。23区初出店となる辰巳店を一つのフォーマットとしたい」と語った。

<石田隆嗣社長>

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<説明する石田隆嗣社長/動画>

東京23区内に初出店となる「メトロ辰巳店」を記念した記者会見で述べたもので、「具体的な店舗数は言えないが、12月にも千葉県市川市に店舗を開設し、来年も首都圏での出店を検討している」という。

首都圏以外の出店の可能性については、「関西圏、中京圏にも大きなマーケットがある。来年、再来年でいけるかは努力次第。1日でも早く出店できるように努力したい」と語った。

10月28日に東京都江東区に開店する辰巳店は、初めて売場を2層で構成。1階にグロサリー、菓子・嗜好品、ノンフード、ソフトドリンク、ビール&スピリッツ、ワイン、2階に青果、魚、肉、冷凍食品、デイリーを展開する。

取扱品目は、食料品約1万1000品目、非食料品約1500品目の約1万2500品目。売場面積は3000㎡となっている。今後も売場面積3000㎡、取扱品目約1万2500品目を標準として出店していく計画だ。

辰巳店については、「すでに近隣の六本木や青山といった飲食店の会員があり、都心マーケットでの手ごたえを感じている」という。

10月1日現在の辰巳店の会員の業種別の構成比は、居酒屋21.7%、和食(肉が主)7.6%、ラーメン・うどん8.3%、和食(魚が主)5.8%、アジア料理9.9%、ヨーロッパ料理5.6%、その他和食4.0%、定食3.8%、ファーストフード6.1%、バー10.1%、カフェ5.5%、食品(一般)1.3%、食品(専門店)7.8%、その他2.8%となっている。

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