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矢野経済/2010年度のミネラルウォーター市場規模2200億円

2010年04月12日 / トピックス

矢野経済研究所は4月12日、「ミネラルウォーター市場に関する調査結果2010」を発表した。

調査によると、ミネラルウォーター市場は都市部を中心に、2000年以降急速に市場規模が拡大したが、2008年度に成長率が鈍化。2009年度の市場規模は前年度比4.8%減の2180億円とマイナスに転じる見通し。ボトルウォーター市場は、参入企業の増加などで市場規模が拡大し、この5年間で4.6倍に成長。2009年度の市場規模は14.3%増の560億円と見られている。

2009年度はミネラルウォーター市場が縮小したが、これらの要因は一時的なもので2010年度は0.9%増の2200億円と微増だが再び増加に転じる見通し。長期的には拡大傾向と見られており、ボトルウォーター市場の規模も2010年は7.1%増の600億円となる。ここ数年は、右肩上がりで成長を続け、市場の拡大とともに参入企業の淘汰も進むことから次第に緩やかな成長に転じていくと見られる。

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