ZARA/2017年春夏、パステルからビビットまでカラー展開に多様性
2017年01月24日 15:00 / 商品
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紐で洋服を締め上げるLACE-UPを採用したデザインを打ち出し、ボタンでは出せない着こなしを提案する。
これまでと同様に、ヨーロッパ人と異なるアジア人の体型を意識した「アジア・リミテッド」サイズの商品を投入。裾丈、着丈など、より日本人が合わせやすいサイズ展開をする。
ZARAは、多様なテイストの商品を素早く生産し市場に投入することを特徴としている。今回のコレクションでも、同じ型で色違いの商品を展開するなど、型紙の汎用性を生かした商品も投入している。
昨年から、ZARAでは自社商品のひとつのメッセージとして「Jion Life」を打ち出している。自社の衣類が、安全衛生性、環境持続可能性におけるもっとも厳しい基準を満たしていることを訴求する施策。
商品に「Jion Life」のタグをつけると共に、公式サイトで、Jion Lifeの取り組みを紹介している。
ZARA以外の展開ブランドであるBershkaでは、ブランドイメージのリニューアルにも取り組む。
Bershkaは、1998年にスペインで創業したカジュアル衣料ブランド。10代、20代を中心としたファッション・音楽・ソーシャルネットワーク(SNS)・携帯電話・テクノロジーに興味を持つ若い男女をターゲットとする。
これまで、若年層を中心にブランドイメージを構成していたが、昨年から、白と黒を基調とした内装で、落ち着いた雰囲気を演出するニューコンセプトストアの展開を開始した。
若年層が中心のブランドイメージは変わらないが、実際の購入顧客層は30代から40代まで拡大しており、より高い年齢層のお客も買い物しやすい店舗を目指す。
Stradivariusは、フェミニン、フローラルを意識した女の子らしいイメージを踏襲する。春夏コレクションでは、よりきれいめなスタイルの落ち着いたテイストの洋服を投入するという。
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