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世界のビール総消費量/2017年は中国が15年連続で1位、日本は7位

2018年12月20日 15:00 / 商品

キリンは12月20日、「キリンビール大学」レポート 2017年 世界主要国のビール消費量の調査結果を発表した。

<2017年 国別ビール消費量>
2017年 国別ビール消費量
出典:キリンプレスリリース

世界の総消費量は、約1億8672万kl(前年比0.2%減)で、3年連続でマイナスとなった。東京ドームをジョッキに見立てると、約151杯分に相当する。

国別では、中国(3.9%減)が15年連続で1位となったものの大幅減となった。この影響で、世界の総消費量もマイナスで着地した。

4位のメキシコ(6.8%増)は前年に引き続き増加した。上位10カ国ではメキシコのほか、イギリス、ベトナム、スペインが増加した。日本は2.6%減で11年連続で7位となった。

地域別では、アジア(0.8%減)の構成比が33.7%となり、10年連続で1位となった。アフリカ(0.5%増)は、7年連続で増加した。

地域別では、アジア、北米、ヨーロッパが減少したが、その他の地域は増加となった。

10年連続トップのアジア(0.8%減)は、ベトナム(5.8%増)、韓国(5.6%増)、タイ(15.8%増)、フィリピン(13.8%増)が増加したが、中国(3.9%減)の影響で減少した。

キリンでは、インターネット上の仮想大学「キリンビール大学」を運営している。キリンビール大学は、ビールの楽しさ・奥深さをお客に伝えるために2001年7月に開講した。

おいしいビールの飲み方から、ビールに関する興味深いうんちくまで、さまざまな学部・施設があり、24時間365日通学できる。

今回は、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき計170の世界主要国・各地域において、2017年のビール消費量をまとめた。調査は1975年分から統計を開始している。

■「キリンビール大学」レポート 2017年 世界主要国のビール消費量
https://www.kirin.co.jp/company/news/2018/1220_01.html

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