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ヤッホーブルーイング×ローソン/自分時間充実に「僕ビール君ビール」刷新

2020年03月06日 12:00 / 商品

ヤッホーブルーイングは4月14日、ローソンと共同開発したクラフトビール「僕ビール君ビール」(税込294円、350ml)をリニューアル発売する。

<僕ビール君ビール>

「僕ビール君ビール」は2014年にローソンと共同開発した発売した製品で、今回発売以来初の全面リニューアルとなる。

開発コンセプトの「はっとする味と香り」はそのままに平日の夜にリフレッシュできる味と香りを追求。レモン、ハーブのような香りで、酸味が強く、アルコール度数も従来品より0.5%下げることで、軽快な飲み口に仕上げた。

<井手直行社長>
井手直之社長

3月6日行われたWEB会見で、井手直行社長は、「ローソンで発売以来6年間、定番製品となり、移り変わりの早いコンビニ商品の中でも好調に推移している。リニューアルでさらなる販売増を期待している」。

「発売から6年たち、現在の20~30代をリサーチしなおした。今の若者はプライベートを重視しているため、平日の夜自分の趣味や勉強をする際に飲む、リラックスよりリフレッシュできる味を目指した。パッケージも山吹色で映える色を採用。キャラクターのかえる君も、ゆるキャラというより躍動感のあるイラストになっている」と説明した。

ホップ由来のレモンやマスカットを思わせる香りをより印象的にするために、ホップの使用量を約2倍に増やし配合も見直した 。

また、これまでよりも酵母の発酵温度を下げることで、エステル香酵母がつくる熟した果物のような甘い香を敢えて抑え、ホップの香りが前面に出るよう工夫しているという。

同社調べによると、長時間労働の是正が進み帰宅時間が早まったことで、業務後の時間を料理や動画鑑賞など「自分時間(自分のための時間)」に充てる人が増え、若い人ほどプライベートを重視する率が高まっている。

ターゲット層へのインタビュー調査では仕事後のプライベート時間を「オフ」と捉えるのではなく、仕事後の時間を「自分時間」と捉えアクティブな気持ちで過ごしていることがわかった。

リニューアルした「僕ビール君ビール」は、平日の夜の「自分時間」をスタートするためのリフレッシュして、趣味や遊びに一層アクティブになれるオープニングビールを目指す。

さらに、今年10月から段階的に始まる酒税法改正によるビールの減税について、井手社長は、「ビールは他の酒類に比べ税金が高いため、減税は喜ばしいこと。ただ、減税の幅はそこまで大きくないため、当社製品価格に転嫁するかは状況を見て
判断したい」と述べた。

<「カラアゲくん」と相性のいい味>
「カラアゲくん」と相性のいい味

フードペアリングでは、「カラアゲくん」、ハーブを利かしたドレッシングのサラダなどがお勧めだという。

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