キリン/ノンアルビール「グリーンズフリー」刷新
2021年01月07日 12:00 / 商品
キリンビールは2月24日、ノンアルコール・ビールテイスト飲料「グリーンズフリー」を中味・パッケージとも刷新する。
<「グリーンズフリー」刷新>
※写真はキリンホールディングスコーポレートコミュニケーション部提供
2020年のキリンのノンアルコール飲料は前年比約1割増と成長(キリン調べ)。2020年4月に発売した「グリーンズフリー」が、この伸長を牽引したという。
香料・人工甘味料を使わず、素材そのものの良さが引き立っている、澄んだおいしさが好評を得ている。今回のリニューアルでは、ノンアルコール飲料に求められている「爽快感」と、良い素材にこだわったものを選びたいという「良質志向」に着目し、「自然生まれのおいしさのノンアルコール・ビールテイスト飲料」として、原材料を見直した。
ビールと同じ「良質麦」と「爽快ホップ」を使用し、従来から採用している素材の良さを引き出す日本初の製法で、爽快なおいしさを実現したという。
素材の良さを引き立たせるため、香料・甘味料無添加にもこだわった。
キリンビールは、2021年の事業方針として既存ブランドの強化、健康志向など新たなニーズへの対応を挙げている。
1月6日行われた2021年事業方針発表会で、マーケティング担当のの山形光晴常務は、「ノンアルコール・ビールテイスト飲料市場は、健康志向の高まりなどにより拡大し続けている。一方でノンアルコール・ビールテイスト飲料の飲用者は、ビール類飲用者の約3分の1にとどまっている。ビール類ユーザーもノンアルユーザーもおいしさが未充足ニーズだと分析している。今回のリニューアルでは、素材の良さを引き出す新製法を採用し、爽快なおいしさを実現した」と説明した。
また、2021年は、ノンアルコール飲料計430万ケース(前年比23.2%増)を目標としている。
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