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オンワード/1万円以下で環境配慮の軽量ニットパンプス・スニーカー発売

2022年01月27日商品

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オンワード樫山は1月28日~31日、使用済みペットボトルなどを素材に使ったシューズ「steppi by UNFILO(ステッピ・バイ・アンフィーロ)」を、ECサイト「ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)」で予約販売を行う。予約期間中は、店舗の「ONWARD CROSSET STORE ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)で試着会も実施する。1月26日、商品説明会を開催した。

<steppi by UNFILO(ステッピ・バイ・アンフィーロ)>

「ニットシューズ」と呼ばれる編み上げた素材をアッパーに使った靴で、パンプス「POINTED BASIC」(カラー:オフホワイト、ブラック、レッド、サイズ:22.5~25㎝)と「POINTED MESH」(同:グリーン、ブラック、同:22.5~25㎝)、スニーカー「SNEAKER」(同:オフホワイト、ブラック、同:22.5~24.5㎝)をラインアップした。価格は全て税込9990円。

<ベーシックタイプのパンプス「POINTED BASIC」>

素材には、使用済みペットボトルやプラスチック廃材をリサイクルしたポリエステルヤーンを使用。アウトソールや中敷きにもリサイクル素材を配合した。

<メッシュタイプのパンプス「POINTED MESH」>

シューズは、はき心地と軽さを追求した。パンプスでは片足の重さが120gの超軽量を実現。アッパーは軽量のリサイクルポリエステルヤーンで編んだ一枚仕立てにして裏材や芯材を排除し、アウトソールに発泡素材を使うことで開発した。

<スニーカー「SNEAKER」>

雨の日での使用や汚れ対策にはっ水加工を施しており、靴と中敷きは洗濯ネットに入れて洗うことができる。軽量化や機能性、日本人に合う形を探り当て生産手法を確立するため開発に2年をかけた。

<洗濯ネットにも使える有料のショッパー>

オンワードでは、環境問題などへの社会的な関心の高まりと、ニットシューズが環境配慮型の製品といわれていることから「サステナブルシューズ」と銘打ち売り出す。環境問題の対策ではリサイクル材を使用したことに加え、靴箱をなくしCO2の排出削減を図った。靴箱の代わりには、洗濯ネットとしても使える有料のショッパー(袋)を提供する。

シューズは、2021年の秋に開始したブランド「UNFILO(アンフィーロ)」で販売する。アンフィーロは「365日、どんなシーンでもどんな天候でも気分が上がる服」をコンセプトに機能性とファッション性を提案することを掲げる。シューズの開発はブランドの立ち上げと別のプロジェクトで進行していたが、アンフィーロのコンセプトや機能面などで方向性が一致したことから、同ブランドからの販売を決めた。

<山本洋輔・オンワード樫山 第二カンパニー UNFILO Div.課長 >

アンフィーロを統括する山本洋輔・第二カンパニー UNFILO Div.課長は、商品の企画について「はき心地がよく、ストレスがなく、環境負荷が少ない靴ということでニットシューズに着目し開発した。ニットは素材を編み上げて作るため、伸縮性などに優れており、さまざまな人の足にフィットする靴を作ることができる。また、世の中の動きから数年後を見据えるとサステナブルなモノづくりは切っても切れないと思っている。そのため、サステナブルな商品として発売することにした。顧客の足元のスタンダードになってほしい」と説明した。

ニットシューズは、ワールドや靴メーカーのオッフェン、靴下メーカーのナイガイなどの国内企業を始め、ロージーズ、オールバーズといった海外勢も商品を展開する。

オンワードでは「価格」と「軽さ」「靴箱の不使用」で違いを打ち出す。ニットシューズは一万円台半ばが一般的な中、一万円を切ることで手に取りやすい価格にした。靴箱を使わないことは、物流面で環境負荷を減らしている点で訴求ポイントになるとみている。

<シューズは、はき心地のよさの機能面に加え、環境負荷低減であることも訴求する>

ターゲットは、主に40~50代の女性。サステナブルに関心の高いZ世代(10~20代前半)の購入も期待する。40~50代にはサステナブル商品への関心を持ってもらうために、まずは機能面、次にサステナビリティの面を伝えてアピールする。「今の顧客は、地球環境によい商品がいいという理解はある。だから、気付いてもらえるように会話しながらやっていく」(山本課長)という。

販売目標は初年度で1万足と設定している。オンワードでは販売面でもサステナビリティに取り組む。シューズは1万足を全て生産し一気に売り出すのではなく、一定の量だけを作り販売。その後、タイプやカラー、サイズなどで売れ行きのよいものを追加で生産する方法を採る。

販売動向から生産量をコントロールすることで、在庫削減と環境負荷の低減につなげる。「ムダなものは作らない企画・生産のスキームを行う」(同)考えだ。

今後はシューズの種類を増やしていく予定。現在、さまざまなバリエーションを制作しているという。シューズの技術を応用し、軽量なバッグの開発も計画する。「ニットの技術は、全体だけはなく部分的に使うこともできるため、プロダクトの幅は広がりがある」(同)としている。

■ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)
https://crosset.onward.co.jp/

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