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U.S.M.H/植物由来代替肉「BEYOND MEAT」の独占販売契約を締結

2022年09月05日 11:11 / 商品

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下:U.S.M.H)は9月2日、植物由来代替肉を製造する米国企業BEYOND MEAT,INC.(El Segundo, California President and CEO:Ethan Brown 以下「BM社」)と、同社の製品である「BEYOND MEAT」の日本における独占販売契約を締結したと発表した。

<BEYOND MEAT>

BM社は、通常の肉の生産と比べて環境負荷を大きく低減した、植物由来の代替肉の生産に高い技術を有しており、USMHは、自社植物工場「THE TERRABASE」でサスティナブル志向のレタス「Green Growers」の生産・販売を開始。このラインアップに「BEYOND MEAT」を加えることを契機に環境負荷を低減し、サスティナブルで安全な商品の提供を一層拡大していく。

世界的な人口増により、食肉や乳製品など動物性たんぱく質の需要は、今後も更なる増加が見込まれている一方で、動物性たんぱく質製品の生産に欠かせない畜産は、世界の環境に影響を与えかねない。そうした中、天然の植物由来のたんぱく質からできた新たな食品は、今後拡大していくものと予想されている。BM社は、2009年の創業以降、牛肉、豚肉、鶏肉の3つの植物由来代替肉を生産し、この分野のリーディングカンパニーとして、欧米、アジア、オセアニア地域で広く事業展開を行っています。

U.S.M.Hは、新しい提供価値の創造を目的としたオープンイノベーションプラットフォームの取り組み「AKIBA-Runway」を2022年3月から始動し、さまざまな技術をもつ他企業との連携を模索してきた。今回のBM社との連携は、この「AKIBA-Runway」を通して、U.S.M.Hのサスティナブル志向ブランド「Green Growers」の取り組みや今後の展開を議論する中でBM社と相互理解が進み、今般の契約締結に至ったもの。U.S.M.Hは今後、外部への販路拡大も視野に入れつつ、まずは傘下のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東でBM社の製品を素材に商品を開発・販売していく予定だ。同商品は「Green Growers」のラインアップとして2022年秋頃の販売開始を予定している。加えて、同商品発売に合わせ、その紹介イベントを「ブランデ研究学園店」(茨城県つくば市)で開催予定だ。

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