ウエルシア/PB売上1100億円目指し「IT’S WHAT’S INSIDE THAT MATTERS.」発売

2024年05月20日 17:05 / 商品

ウエルシア薬局は6月1日、新ターゲットブランド「IT’S WHAT’S INSIDE THAT MATTERS.」を発売する。5月20日、東京・表参道にて新ブランド発表会を開催した。

<新ブランド発表会>

ブランド名の「IT’S WHAT’S INSIDE THAT MATTERS.」は、大切なのは中身ですという意味で、なによりも中身にこだわり、ケアを追求するというメッセージを込めた。トレンドに囚われすぎずに、本物の美しさを追求したウエルシアグループの新ターゲットブランドと位置づけた。今回、第1弾として、頭皮環境や髪内部のケアに着目し、徹底的に成分にこだわることで、似ているようで千差万別の髪の悩みに対してアプローチするヘアケアシリーズを投入する。

「IT’S SCALP Medical&Moist(イッツ薬用スカルプメディカルアンドモイスト)」は、シャンプー400ml本体1680円・詰め替え330ml1298円、トリートメント400ml1680円、詰め替え330ml1298円で販売する。「IT’S DAMAGE REPAIRBonding Care(イッツダメージリペアボンディングケア)」は、シャンプー400ml本体1680円・詰め替え330ml1298円、トリートメント400ml1680円、詰め替え330ml1298円、ヘアマスク200g1680円で提供する。

<新ヘアケアシリーズ>

桐澤英明副社長兼商品物流担当は、「現在、ウエルシアで展開するプライベートブランド(PB)は、5つを展開している。お客様の声を取り入れ、生活における体を暮らしを支え、こだわりの詰まった商品の『からだウエルシア・くらしウエルシア』、生活に必要なものを手軽に丸ごと揃え豊かな暮らしに貢献する『ウエルシア』、RESTA(リスタ)やLUX BIO FUSION(ラックスバイオフュージョン)といったメーカーとの共同開発ブランド、そして、イオングループのPB『ハピコム』『トップバリュ』となっている。これらのPBの2024年度の売上高は810億円・売上構成比8.4%となっている。これを2026年度には売上高1100億円・売上構成比10%に拡大する」とPB戦略全体を説明した。

その上で、「当社では、リスタやラックスバイオフュージョンのような特定のターゲットに特化して商品開発したブランドをターゲットブランドと位置付けている。リスタは、肌変化を感じる30代からの女性に向けた敏感肌、スキンケアブランドであり、ラックスバイオフュージョンは、特にダメージヘアが気になる人に向けたヘアケアブランドとなっている。そこで、新しい領域でお客様の悩みに答える新ターゲットブランドを今回、開発した。新ターゲットブランドを投入することで、PB全体の強化、今の時代と顧客のニーズに応える商品開発、海外展開を強化する」と新ターゲットブランドの狙いを紹介した。

<桐澤副社長>

岡本貴商品企画部部長は、「現在、ヘアケア商品は競争が激しいカテゴリーとなっている。シャンプーカテゴリーでNo.1商品でも、販売構成比は4%程度だ。新ターゲットブランドは、初動で販売構成比No.1を当面の目標としている」と販売目標を説明した。

<岡本部長>

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